“其許”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
そこもと75.3%
そこ13.5%
そのもと6.7%
おぬし1.1%
そなた1.1%
そもじ1.1%
そればか1.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“其許”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 戯曲66.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.9%
文学 > 日本文学 > 戯曲1.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「——されば、四条の吉岡道場も、相かわらず盛大にやっておるらしいが、其許そこもとは、あの道場を訪れてみたことがあるか」
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「御舎弟伝七郎どのから其許そこもとへの手翰しゅかん、たしかに渡し申すぞ。——ここで一読いたして、すぐ返辞を承りたい」
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「や、平家以来の謀叛むほん其許そこの発議は珍らしい、二方荒神鞍にほうこうじんくらなしで、真中まんなかへ乗りやしょう。」
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
其許そこも知っていよう。かの海賊岩松経家の手の者が、経家の密書をこれへもたらしてみえたのじゃ。それによれば」
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そうすると英吉が、かねて心得たりの態度で、媒酌人は勿論、しかるべき人をと云ったのが、其許そのもとごときに勤まるものかと、かろんじいやしめたように聞えて、
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「サ! いよいよ其許そのもとの出幕じゃ。約束どおり——」
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
カピ長 だまれ、むが/\むが/\と、阿呆あはうめ! 其許おぬし御託宣ごたくせんは、冗口仲間むだぐちなかまさけでも飮合のみあとき被言おしゃれ、こゝにはよういわ。
どうぢゃ! 噴水像みづふきどの! え、まだいておぢゃるか? え、いつまでも雨天しけつゞきか? 其許おぬしたんだひとつのちひさい身體からだで、ふねにもなれば、うみにもかぜにもなりゃる。
……おくよ、其許そなたまへむすめうて、婿むこがねパリスどのゝふか心入こゝろいれほどらせて、よいかの、つぎ水曜日すゐえうびには……いや、ちゃれ、けふは何曜日なにえうびぢゃ?
「何を申す怪しい女子! かく申すこのわしこそ秋篠局のお末頭、其許そもじのようなお末は知らぬ」
大鵬のゆくえ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
其許そもじは誰じゃ?」
大鵬のゆくえ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
いよ、呉れないと云ったね、いよと、其許そればかりを反覆くりかえして行って了う。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)