“酒”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
さけ58.6%
しゅ8.1%
さか7.6%
ざけ4.5%
3.5%
ささ2.5%
2.0%
みき2.0%
しゆ1.5%
1.0%
(他:17)8.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“酒”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸14.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)8.4%
歴史 > 日本史 > 日本史6.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
みんなはしいんとなりました。これが今夜の眼目がんもくだったのです。山男はおさけをかぶりとんでいました。
紫紺染について (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
そして、くのをやめて、とぼとぼと、それから、さけいに酒屋さかやほうへとあるいてゆきました。
幸福のはさみ (新字新仮名) / 小川未明(著)
燻精を変質させて送りかえしたのは、お前がわしに、表のレッテルとはちがう変質インチキしゅを贈ってよこしたからだ。
「やりますとも、おっと沢山たくさん沢山。けれどもいくらこぼれたところでそこら一面いちめんチュウリップしゅの波だもの。」
チュウリップの幻術 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
くまは、さも同意どういもとめるように、ただちに、さかだるのまえにきて、じっとそれに見入みいっていたのです。
深山の秋 (新字新仮名) / 小川未明(著)
和太郎さんは、いつもきげんがいいのですが、きょうはまたいちだんとはれやかな顔をしていました。さかだるをつんでいたからであります。
和太郎さんと牛 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
卯平うへいれいごと豆腐とうふでコツプざけかたむけて晩餐ばんさんほつしなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
かれそれからといふものるべくコツプざけ節制せつせいしてふところあたゝめようとした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
遠い昔の日のみ子さまのおしの、イヒと、みを作る御料の水を、大和国中クニナカ残る隈なく捜しモトめました。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
遠い昔の日のみ子さまのおしの、イヒと、みを作る御料の水を、大和國中クニナカ殘る隈なく搜しモトめました。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
ささがこうしてついそれなりに、雑魚寝ざこねまくら仮初かりそめの、おや好かねえあけの鐘——。」
「まあ、三斎屋敷のおつぼねさまとは、深更よふけのささごともなさるくせに、あたし風情とは杯もうけとられないとおっしゃるの——ほ、ほ、ほ」
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
遠い昔の日のみ子さまのおしの、いいと、みを作る御料の水を、大和国中残るくまなく捜しもとめました。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
天皇すめらがうづの御手みてもち、掻撫かきなでぞぎたまふ、うち撫でぞぎたまふ、かへり来む日あいまむ
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
すずこりがみしみきに我れ酔ひにけり、ことなぐし、ゑぐしに我れ酔ひにけり。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
またはたみやつこの祖、あやあたへの祖、またみきむことを知れる人、名は仁番にほ、またの名は須須許理すすこり等、まゐ渡り來つ。
レニンは、“Die Religion ist Opium für das Volk.”と書いて、さて、宗教といふものは下等なフーゼルしゆのやうなものだ。
日本大地震 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
食後ナイエル夫人は亡夫の肖像を掛けた一室へ僕等三人をいてカンキナしゆの小さなさかづきを勧め、自身はピヤノにいて二三の小歌こうたい声で歌つた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
「ううむ、もう寒気がとれた。お稲、その杯にあつをいっぱい」
八寒道中 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「お里、あつを、そ云ってくれ」
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
うまいやつを一本いっしょにやろうじゃねえか。
酒番の主人に顔の知れた船員ばかりで、あす出港という晩なんか、「おい、これからちょっと地中海まわりだ。今度はひと月ぐらいだろう。手紙が来たら頼むぜ。」「承知しました。気をつけて行って来なさい。よそであんまり変なやつらねえようにね。」なんかと別れて
クシの神、常世にいます、イハ立たす少名御神の、神壽カムホぎ狂ほし、豐壽トヨホぎ壽ぎ𢌞モトホし、マツり來しみぞ。
オモ乳汁チシルや貝殻がやけどを癒したのは、まじなひに籠りさうだが、実は、正当な薬物療法で、クシを其最いやちこな効果を持つもの、と考へてゐた、くする(くす——くし)と言ふ行ひであつたと思ふ。
まじなひの一方面 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
新猿楽記を見ても、千秋万歳のサカほかひと共に、琵琶法師も出てゐるから、夙く演芸化した盲僧もあつたのだ。
雪の島:熊本利平氏に寄す (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
サカほがひは元酒の出来あがる様に呪言を唱へる事ではなかつた。
おおいに健康を祝そうという処だけれども、ありますまい。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
きちがいみずは過している、懐にはふてている。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
くしかみ 常世とこよにいます
江戸を一歩一歩と離れるのは、それだけ故郷に対して一歩一歩とさびしくもあるが、京へ一歩近づくほどに、こいつがよくなるのは有難え。
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「それではさあけのうまずにみずうを呑むぅとやるか。」その年よりが云いました。
ポラーノの広場 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「ははあ、紋三郎がいったように、いつもひだりの方の意見の義だろう。」
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
できあがったものだって見られたざまぢゃない。
税務署長の冒険 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
晝間ひるまネなれば田打櫻タウヂざくらハナコサゲんで、それガラマダグワツグワツと田サ這入ハエ
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
ンヤデヤなア、ユギゲデセエ、ニシゴト日當ひあダりの屋根ヤネサ干すエネればタコエそがしグテ、オド晝間シルマまでタコ掻廻カマして、それガラ田畔タノクロサあがテせ、ママば、サゲ藥鑵ヤガンコれダノゴト二人でナガよグむアネ。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
チャンチュウも内地のチャン料理にある老酒もありますが、所謂チャン酒と云うのが大部分です。
チュウはチャンチュウをやります。
浅甕アサラケに醸みしミキ
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ジョヴァンニは飲んだワインにやや熱くなって、自分の下宿へもどった。