“白葡萄酒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しろぶどうしゅ71.4%
しろぶだうしゆ7.1%
はくぶどうしゆ7.1%
アスチ7.1%
ヴアン・ブラン7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鳩居堂きゅうきょどう方寸千言ほうすんせんげんという常用の筆五十本線香二束にそくを買い亀屋かめやみせから白葡萄酒しろぶどうしゅ二本ぶらさげて外濠線そとぼりせんの方へ行きかけた折であった。
雨瀟瀟 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
晩餐ばんさんの食堂で、久しぶりににぎやかな食事が始まつた。アペリチーフに、富岡がサイゴンから手に入れた、白葡萄酒しろぶだうしゆを抜いた。ゆき子にもさされた。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
終日ひもすがら、わづらはしき病室びやうしつ白葡萄酒はくぶどうしゆごと空気くうき呼吸こきふ
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
牛乳の代わりにいでくれる、あわだった白葡萄酒アスチを飲みながら、彼は酔って頭がふらふらするのだった。
白葡萄酒ヴアン・ブランも、口を開けないのがある。
沢氏の二人娘 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)