“葡萄酒”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ぶどうしゅ79.6%
ぶだうしゆ10.2%
ぶだうしゅ2.0%
ワイン2.0%
ぶとうしゅ1.0%
ぶどうしゆ1.0%
ぶんどしゅ1.0%
やつ1.0%
バーガンディ1.0%
ヴァン1.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“葡萄酒”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語25.0%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語4.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
庸三はちびちびめた葡萄酒ぶどうしゅに、いくらか陶然としていたが、その情景を想像して少しいらつき気味であった。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
「とろけてしまうなんて、まるでれたようで意気ですこと。おやっちゃん、あたくしゃ葡萄酒ぶどうしゅでのみましたよ。」
婿むこさんが葡萄酒ぶだうしゆをおはかんなさるあひだに、ほつそりしたを、うね、ほゝへつけて
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
婿むこさんが、硝子盃コツプに、葡萄酒ぶだうしゆをおはかんなさるあひだ——えゝうよ。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「あっ葡萄酒ぶだうしゅだ、葡萄酒だ。葡ん萄酒はじけでるぢゃ。」
葡萄水 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
あやまちてこぼしたる葡萄酒ぶだうしゅ
呼子と口笛 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
アメリカ人を巣に引き入れて衣裳戸棚クロゼット葡萄酒ワインの最後の一本を重く取り出した時リゼットは急に悲しくなった。
売春婦リゼット (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
「雨水が咽喉へはいって気色が悪くていけねえ。……風呂へ入る前に、葡萄酒ワインを一杯いただこうか」
顎十郎捕物帳:14 蕃拉布 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
扉がひらいて、一人の機械人間が、銀のぼんの上に朝食をのせてあらわれた。バタートーストにスープに、ハムエッグスに、コーヒーに葡萄酒ぶとうしゅ、どれもふつうの量の三倍から四倍もあった。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
宮は今外出せんとする夫の寒凌さむさしのぎに葡萄酒ぶどうしゆ飲むしばら長火鉢ながひばちの前にかしづくなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
佐「荒尾、あの葡萄酒ぶどうしゆを抜かんか、のどかわいた。これからが佳境にるのだからね」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
葡萄酒ぶんどしゅ? 葡萄酒ぶだうしゅかい。お前がつくった葡萄酒かい。あたためてあるのかい。」
柳沢 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
ああ、何て変なことが起こるもんかな! メティエンヌ爺さんが死んだって! メティエンヌじいさんは死んだが、小ちゃなルノアール爺さんは生きてる。お前さんは小ちゃなルノアール爺さんを知ってるかね。一杯六スーのまっかな葡萄酒やつがはいってるびんだよ。スュレーヌの壜だ。
それから、葡萄酒バーガンディを取出すとて、地階へ下りて行った。
光と風と夢 (新字新仮名) / 中島敦(著)
なんかとどら声の唄と一しょに笑いと葡萄酒ヴァン——ボルドオルウジ・一九二八年醸製——のかおりが流れてきたり、街角の巡査がその唄に合わして首を振ったり、その巡査に売春婦が「今晩は」して通ったり