“盆”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ぼん89.3%
さん3.6%
ぼに2.4%
ボン2.4%
さかずき1.2%
はち1.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“盆”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 社会・家庭生活の習俗26.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
めずらしい大きなうりだからというので、そのままおぼんにのせて四にんのおきゃくまえしました。
八幡太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
まきのはいひさごに入れ、またはしぼんとをたくさんこしらえてそれらのものを、みんな海の上に散らし浮かべて
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
大阪の町々の路次にはよく石地蔵がまつられており、毎年八月末に地蔵さんの年中行事が行われた。
(新字新仮名) / 織田作之助(著)
大阪の路地にはたいてい石地蔵がまつられていて、毎年八月の末に地蔵さんの年中行事が行われたが、お君の住んでいる地蔵路地は名前からして、他所よその行事に負けられなかった。
青春の逆説 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
父母のむかししのびてぼにすれば袖こそしめれ花を折るにも
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)
親のためぼにする宵の松虫はわが待つ魂の声かとぞ聞く
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)
玄徳としては、光武帝の故智にならわんとしたものかもしれないが、結果においては、ひとたび漢朝を離れた民心は、いかに呼べど招けど——覆水フクスイフタタビボンニ返ラズ——の観があった。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
覆水フクスヰボンニ返ラズ、というものである。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
二人は口を極めて平馬を賞め上げながらさかずきを重ねた。酌をしていた奥方までも、たしなみを忘れて平馬の横顔に見惚みとれていた。
斬られたさに (新字新仮名) / 夢野久作(著)
いつの間にか両手をつかえていた平馬は、やっと血色を取返して微笑した。叱られるのではない事がわかるとホッと安堵してさかずきを受けた。赤面しいしいポツポツと話出した。
斬られたさに (新字新仮名) / 夢野久作(著)
肆の中には菊のはちがうるさいほど列んでいたが、皆枝ぶりの面白い美しい花の咲いたものばかりであった。
黄英 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)