“倣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なら89.5%
なろ7.4%
1.2%
ナラ1.2%
なぞ0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして山水訣さんすいけつの著者のごときも、蕭照は李唐から出て李唐にもまさり、董源とうげん皺法しゅうほうならって董源よりも遒勁しゅうけいであるとさえ評している。
人間山水図巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かくて高野山に到着、青巌寺を仮の住まいと定め、剃髪ていはつ染衣の身となって道意禅門と号したが、お供の人々も皆これになろうてもとゞりを切った。
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
僕のこのげん所以ゆゑんは、渋沢しぶさは子爵の一言いちげんより、滔滔たうたうなんでもしやべり得る僕の才力を示さんが為なり。されどかならずしもその為のみにはあらず。同胞よ。
ク八石ヲセテ、一人ニテスヲ得ベシ。前ハ牛頭ノ如シ。マタ、大車アリ、四人ヲ用イテ、十石ヲ推載ス。ケダシ木牛流馬ニナラエルモノカ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
雪は、清少納言になぞらえたものと思って下さってもよいでしょう。