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滔滔
ふりがな文庫
“滔滔”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たうたう
50.0%
とうとう
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たうたう
(逆引き)
僕のこの
言
(
げん
)
を
倣
(
な
)
す
所以
(
ゆゑん
)
は、
渋沢
(
しぶさは
)
子爵の
一言
(
いちげん
)
より、
滔滔
(
たうたう
)
と
何
(
なん
)
でもしやべり得る僕の才力を示さんが為なり。されどかならずしもその為のみにはあらず。同胞よ。
大正十二年九月一日の大震に際して
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その
頃
(
ころ
)
、それが
賭博
(
とばく
)
との
疑
(
うたが
)
ひを
受
(
う
)
けて、
或
(
あ
)
る
晩
(
ばん
)
一
同
(
どう
)
がその
筋
(
すぢ
)
から
取
(
と
)
り
調
(
しら
)
べを
受
(
う
)
けるやうな
事件
(
じけん
)
が
持
(
も
)
ち
上
(
あが
)
つたが、
取
(
と
)
り
調
(
しら
)
べる
側
(
がは
)
がその
技法
(
ぎはふ
)
を
知
(
し
)
らないので
誰
(
だれ
)
かが
滔滔
(
たうたう
)
と
講釋
(
かうしやく
)
をはじめ
麻雀を語る
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
滔滔(たうたう)の例文をもっと
(3作品)
見る
とうとう
(逆引き)
その上印度思想の幽遠なところを
滔滔
(
とうとう
)
としゃべり立てたので、基教の外、世界に何の宗教もないと思って居たものにとっては、千年の夢一時に醒めたと云う塩梅であったに違いない。
釈宗演師を語る
(新字新仮名)
/
鈴木大拙
(著)
曰く、是れならば津を知らんと。桀溺に問う。桀溺曰く、子は誰と為すと。曰く、
仲由
(
ちゅうゆう
)
と為すと。曰く、是れ魯の孔丘の徒かと。対えて曰く、然りと。曰く、
滔滔
(
とうとう
)
たる者、天下皆是なり。
論語物語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
滔滔(とうとう)の例文をもっと
(3作品)
見る
“滔滔”の意味
《名詞》
液体や物事がよどみなく流れるさま。
よどみなく話すこと。
(出典:Wiktionary)
滔
漢検1級
部首:⽔
13画
滔
漢検1級
部首:⽔
13画
“滔”で始まる語句
滔々
滔
滔天
滔々滾々
滔〻
滔々乎
滔々蕩々
“滔滔”のふりがなが多い著者
鈴木大拙
下村湖人
南部修太郎
芥川竜之介
太宰治