“誰”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
たれ40.9%
だれ29.3%
21.1%
4.1%
1.3%
ダレ0.5%
たが0.4%
だり0.4%
だあれ0.2%
タレ0.2%
(他:13)1.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“誰”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸79.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)21.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語13.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「へん。たれか何か云ってるぜ。赤いお方だろうか。鼠色ねずみいろのお方だろうか。一つ鉤をお見舞みまいしますかな。」
双子の星 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
袴のひだくずさずに、前屈みになって据わったまま、主人はたれに話をするでもなく、正面を向いて目を据えている。
百物語 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
矢張やつぱり、病院びやうゐんうらんでるんですかねえ、だれかがつてさ、貴方あなた。」
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
まったくもう車の中ではあの黒服くろふく丈高たけたかい青年もだれもみんなやさしいゆめを見ているのでした。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
かなしや! はれ、れぞくだされ、たれぞ! ひいさまがなしゃってぢゃ! おゝ、かなしや/\
少女はが飲みほしけむ珈琲碗に添へたりし「コップ」を取りて、中なる水を口にふくむと見えしが、唯一〓ひとふき
うたかたの記 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
れだえ、もう仕舞しまつたから明日あしたておれとうそへば、たつていやね
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
余が今見た影法師も、ただそれきりの現象とすれば、れが見ても、だれに聞かしてもゆたかに詩趣を帯びている。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そや。このオソぶる。新嘗ニフナミに、我がりて、イハふ此戸を(万葉集巻十四)
古代生活に見えた恋愛 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
d 早敷哉 ふれかも、たまぼこの 道見忘れて、君が来まさぬ(はしきかもとも訓むべきかも知れぬ。)
おれは、このおれは、何處に居るのだ。……それから、こゝは何處なのだ。其よりも第一、此おれはダレなのだ。其をすつかり、おれは忘れた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
おれは、このおれは、何處に居るのだ。……それから、こゝは何處なのだ。其よりも第一、此おれはダレなのだ。其をすつかり、おれは忘れた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
板倉と撫川なずかわさとの、中を行く芳野の川の、川岸に幾許ここら所開さけるは、たがうえし梅にかあるらん、十一月しもつきの月の始を、早も咲有流さきたる
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
二十年のむかし、御機嫌ごきげんよろしゅうと言葉じり力なく送られし時、跡ふりむきて今一言ひとことかわしたかりしを邪見に唇囓切かみしめ女々めめしからぬふりたがためにかよそお
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「うん、あん時ゃぐうぐうよった。ばってんが、もうだりか醒めとろ。車輛会社もパンクしとらすか知れんくさい。たて見うたて見う。」
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
「でけん、でけん。たて見まっしゅう。まだだりか起きとるか知れん。」
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
『はあ、あの姉さんは妙なことを言ふ人で、へえもう死んで了ひたいの、だあれも居ないやうな処へ行つて大きな声を出して泣いて見たいのツて――まあ、奈何どうして其様な気になるだらず。』
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
だあれ? 仰しゃいよ。」
反抗 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
タレぞ。此家のオソふる。にふなみに、我がりて、イハふ此戸を
ケレドモ、オネコサンハ似合ヒモシナイ洋服ヲキテ得意デスシ、アヒルサンハアカダラケノクサイ洋服ヲキテ大ヨロコビナノデ、タレデモ二人ヲミルト、ワラツタリ、ハナヲツマンダリシマシタ。
もう、村のたあれも出ていない
兄ちゃん (新字新仮名) / 木村好子(著)
此の間、彼の頭に殘るやうな出來事と謂へば、ただ生母せいぼくなられた位のことであつた。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
たれかいう巾幗きんこく不成事ことをなさずと かつてきす神功じんごう赫々かくかくの
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
こんな餓鬼が一匹や二匹乗ったからって、すぐ落ちるような機械を、だあれもわざわざ発明もしなけりゃあ、買いもしないやな。
禰宜様宮田 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
「踊っとるはだいじゃ、何しとるかい。」
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「おおい、だっでん起きろ、おおい、先生が来た来た。らしたぞ。」
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
定山渓じょうざんけいたて来ましたたい。団員はだっでん行た。そりゃあ面白かった盆踊が、ほんによか温泉ですばい。そりから、だっでん知らんばってん、わしだけかみの方に今朝はあゆたて見ましたもんな。よかったあ。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
「オーイ、だんか来てくんろよ――オーイ」
禰宜様宮田 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
だアれ!」と彼女は娼婦声で云った。
銀三十枚 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
どなた?」
二少女 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
またゝれとて這麼瘋癲者こんなふうてんしやへや參觀さんくわんものいから。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
キヱラア?」
瑪瑙盤 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
「なんだ。この野郎。みんな江戸の話ばッかしらねッか。この町に来てから本気にッかが見ていた腕前の話がききてもんだわ。一ツも無かろが」
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