“院長”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いんちょう60.0%
ゐんちやう40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
院長(いんちょう)は不覚(そぞろ)に哀(あわ)れにも、また不気味(ぶきみ)にも感(かん)じて、猶太人(ジウ)の後(あと)に尾(つ)いて、その禿頭(はげあたま)だの、足(あし)の踝(くるぶし)などを眴(みまわ)しながら、別室(べっしつ)まで行(い)った。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
院長(いんちょう)は、その老人(ろうじん)と、取(と)り次(つ)いだ看護婦(かんごふ)とを鋭(するど)く一瞥(いちべつ)してからいかにも、こんなものを……ばかなやつだといわぬばかりに
三月の空の下 (新字新仮名) / 小川未明(著)
院長(ゐんちやう)の某(なにがし)が媒(なかだ)ちをしたのだといふ噂(うは)さもあつた。人々(ひと/″\)はたゞ彼女(かのぢよ)も弱(よわ)い女(をんな)であるといふことのために、目(め)を蔽(おほ)ひ耳(みゝ)を掩(おほ)うて彼女(かのぢよ)を許(ゆる)した。
悔 (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
院長(ゐんちやう)は不覺(そゞろ)に哀(あは)れにも、又(また)不氣味(ぶきみ)にも感(かん)じて、猶太人(ジウ)の後(あと)に尾(つ)いて、其禿頭(そのはげあたま)だの、足(あし)の踝(くるぶし)などを眴(みまは)しながら、別室(べつしつ)まで行(い)つた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)