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媒
ふりがな文庫
“媒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なかだち
75.9%
なかうど
5.6%
なかだ
5.6%
なこうど
5.6%
なか
3.7%
か
1.9%
めあ
1.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なかだち
(逆引き)
ですから、この指環は、いつも私の志気を鼓舞し、勇気を増すの
媒
(
なかだち
)
となりまして、私の為にはこの上もなき励まし手なのでございます。
こわれ指環
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
媒(なかだち)の例文をもっと
(41作品)
見る
なかうど
(逆引き)
おまへの妹は
黄昏色
(
たそがれいろ
)
の髮を垂れて、水のほとりに愁へてゐる、
亂倫
(
らんりん
)
の
交
(
まじはり
)
を敢てするおまへたち、
何
(
なん
)
ぞ願があるのかい、
媒
(
なかうど
)
をして上げようか。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
媒(なかうど)の例文をもっと
(3作品)
見る
なかだ
(逆引き)
いや、深く考えてみると、悪いのは、そなたでも呂布でもなかった。この董卓が
愚
(
おろ
)
かだった。——貂蝉、わしが
媒
(
なかだ
)
ちして、そなたを
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
媒(なかだ)の例文をもっと
(3作品)
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なこうど
(逆引き)
孫はふとその気になって自分の境遇のことも考えずに、とうとう
媒
(
なこうど
)
をする婆さんに頼んで結婚を申しこんだ。
阿宝
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
媒(なこうど)の例文をもっと
(3作品)
見る
なか
(逆引き)
何しろ男子禁制の大奥の女人たちには、ここの杉戸を
媒
(
なか
)
に、小姓の手へ触るぐらいなことが最大な愉しい機会だったらしい。
美しい日本の歴史
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
媒(なか)の例文をもっと
(2作品)
見る
か
(逆引き)
が顔はブルドッグのように
獰猛
(
どうもう
)
で、美しい
縹緻
(
ひょうち
)
の金魚を
媒
(
か
)
けてまずその獰猛を取り除くことが
肝腎
(
かんじん
)
だった。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
媒(か)の例文をもっと
(1作品)
見る
めあ
(逆引き)
「え。犬千代どのから、因幡守様へ——。寧子と藤吉郎どのとを
媒
(
めあ
)
わせてと、お頼みなされたというのでござりますか」
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
媒(めあ)の例文をもっと
(1作品)
見る
媒
常用漢字
中学
部首:⼥
12画
“媒”を含む語句
媒介
媒妁人
媒酌
媒妁
媒酌人
霊媒
媒人
媒介者
媒氏
媒鳥
媒灼
媒合
媒婆
媒埃
媒介人
媒人口
媒人役
媒妁口
媒妁役
媒体
...
“媒”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
清水紫琴
森鴎外
水野仙子
ライネル・マリア・リルケ
作者不詳
福沢諭吉
南方熊楠
柳田国男
島崎藤村