“霊媒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
れいばい70.0%
メディウム10.0%
ミジャム10.0%
ミデアム10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私はエドナ夫人に「あなたはドイルの神秘主義を信奉なさいますか」と訊いてみた。夫人は「あんな通俗なもの、単なる霊媒れいばい術です」
噴水物語 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
「先生の身体は、もう亡くなっているのです。それは、先生の霊を生前せいぜんへお迎えするために使っている霊媒メディウムの御婦人の身体なのです。お判りですか」
西湖の屍人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
だがまだ私は霊媒ミジャムではなかった。しかし早晩なるだろう。他界の消息、黄泉の通信、幽霊達の訴言うったえごと、そういうものだって知ることが出来よう。
銀三十枚 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
あたしは霊媒ミデアムのようなすごい声でいった。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)