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霊媒
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れいばい
ふりがな文庫
“
霊媒
(
れいばい
)” の例文
私はエドナ夫人に「あなたはドイルの神秘主義を信奉なさいますか」と訊いてみた。夫人は「あんな通俗なもの、単なる
霊媒
(
れいばい
)
術です」
噴水物語
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
諸君もかねてお聞きおよびかと思う例の
心霊
(
しんれい
)
研究会で、有名なるN女史という
霊媒
(
れいばい
)
を通じて、作者がその亡友から聞いた告白なのである。
国際殺人団の崩壊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
それに
就
(
つ
)
きては
本邦
(
ほんぽう
)
並
(
ならび
)
に
欧米
(
おうべい
)
の
名
(
な
)
ある
霊媒
(
れいばい
)
によりて
調査
(
ちょうさ
)
をすすめた
結果
(
けっか
)
、ドーも
事実
(
じじつ
)
として
之
(
これ
)
を
肯定
(
こうてい
)
しなければならないようであります。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
例えばクルックスの本にある
霊媒
(
れいばい
)
のクック嬢は暗闇の中でケーティ・キングという霊魂の肉身を出現させることが出来たが、ああいうマティリアリゼーションをもっと極度に考えると
悪霊
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「『心霊研究会』というものがあって、其処に実に素晴しい
霊媒
(
れいばい
)
が見付かった。自分は今まで研究をして
居
(
お
)
ったけれども、これ以上の霊媒はない」
あの世から便りをする話:――座談会から――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
帆村君に云わせると、いい
霊媒
(
れいばい
)
を得さえすれば、わけのない事だそうです。いわば、鬼川の身体は、
不逞団
(
ふていだん
)
の秘密という
臭気
(
しゅうき
)
を持っているのです。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
命中率九十パーセントと称せられる
霊媒
(
れいばい
)
N女史の取扱ったものだから充分事実に近いものだとすると、この怪事件は公表するには余りに重大な事柄で
国際殺人団の崩壊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「あんなに
霊媒
(
れいばい
)
の身体をよく椅子にしばりつけておいたのに、どうして綱をはずして抜けでていたのでしょうか」
ふしぎ国探検
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「そうです。心霊が
霊媒
(
れいばい
)
の身体にのりうつって、ふしぎなことをいたします」
ふしぎ国探検
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そんな人は、読心術の
霊媒
(
れいばい
)
に使うと、非常に、うまく働くんだそうです。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“霊媒”の意味
《名詞》
神霊や故人の霊魂と意思疎通しその意を媒介することができるとされるもの。
(出典:Wiktionary)
“霊媒”の解説
スピリチュアリティ
霊媒(れいばい、medium または spirit medium)とは、超自然的存在(霊的存在)と人間を直接に媒介することが可能な人物のことである。
日本では口寄せという名でも知られている
。また霊媒者(れいばいしゃ)、霊媒師(れいばいし)などとも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
霊
常用漢字
中学
部首:⾬
15画
媒
常用漢字
中学
部首:⼥
12画
“霊”で始まる語句
霊
霊魂
霊験
霊廟
霊感
霊山
霊岸島
霊薬
霊屋
霊南坂