“霊岸島”の読み方と例文
旧字:靈岸島
読み方割合
れいがんじま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六月二十五日の朝、勝三郎は霊岸島れいがんじまから舟に乗って房州へ立った。妻みつが同行した。即ち杵勝分派のものが女師匠と呼んでいる人である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
船蔵ふなぐらの裏通りから永代橋へ——そして霊岸島れいがんじま——鉄砲洲てっぽうず——汐留橋しおどめばし——日比谷——仙石邸前——伊達家前——金杉橋——
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
本所柳原やなぎわら新辻橋しんつじばし京橋八丁堀きょうばしはっちょうぼり白魚橋しらうおばし霊岸島れいがんじま霊岸橋れいがんばしあたりの眺望は堀割の水のあるいは分れあるいはがっする処、橋は橋に接し、流れは流れと相激あいげき