“れいがんじま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
霊岸島69.2%
靈岸島30.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本所柳原やなぎわら新辻橋しんつじばし京橋八丁堀きょうばしはっちょうぼり白魚橋しらうおばし霊岸島れいがんじま霊岸橋れいがんばしあたりの眺望は堀割の水のあるいは分れあるいはがっする処、橋は橋に接し、流れは流れと相激あいげき
近所はもう寝静まって、外は人通りも絶えてしまった。霊岸島れいがんじまの方で、太い汽笛の声などが聞えた。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
靈岸島れいがんじまの瀧五郎といふ土地の御用聞が、子分と一緒に朝つから詰め切つて、御檢屍前に下手人げしゆにんの目星でもつけようと、一生懸命の活躍を續けてゐる眞つ最中でした。
平次が富崎佐太郎をつれて、八丁堀の組屋敷へ行つた時、丁度靈岸島れいがんじまの瀧五郎は、泣き濡るゝお袖に繩を打つて、おろ/\する初太郎を後ろに、最も派手に八丁堀へ乘込んで來た時でした。