“合”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
50.5%
あい11.2%
あは9.8%
あわ7.6%
がっ4.6%
かな3.2%
ごう2.8%
あひ2.4%
1.3%
がふ1.1%
(他:35)5.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“合”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸38.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)21.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語8.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ロミオとわしのこゝろこゝろむすはせたは神樣かみさまつないだはおまへ
二十四輪にじふしりんこまなるよ……むかはせに区劃くぎりへだてゝ、二輪にりん一輪いちりん
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「ああなっても少しふざけ過ぎます、まあ、夜半亭と大雅堂のあいの子といったようなところで、軽く刷いてみておりますがね」
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「なるほどそういう意味あいだったの。あたし叔父さんに感謝しなくっちゃならないわね。だけどまだほかに何かあるんでしょう」
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
いそいでかれはそれをらしました、ほかものあはせたやうに四邊あたり見廻みまは
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
——むね引緊ひきしめ、そであはせて、ゐすくむと、や、や、次第しだい大風おほかぜれせまる。
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「はッ」曹長は、一礼してそれを受けとると、機上から上半身を乗りだして、遥かの下界を向いて双眼鏡のピントをあわせた。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
ところが、そう考えてふと気がついたのは、若し奴等二人が同類だとすると、一寸つじつまのあわない点があることです。
盗難 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
また、区内の戸毎こごとに命じて、半年に金一を出ださしめ、貸金の利足にがっして永続のついえに供せり。
京都学校の記 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
焼味噌の塩味しおみ香気こうきがっしたその辛味からみ臭気しゅうきは酒をくだすにちょっとおもしろいおかしみがあった。
野道 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
し、なんぢところこゝろかなへり、かねもくをこそとおもひけれ
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
今、朕れ、丈六の仏を造りまつらむがために、き仏の像を求む。汝が所献たてまつれる仏のためし、即ち朕が心にかなへり。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
二、三ごう、はげしくわたりあうと、水色機が三機、ひゅーんとかなしげな悲鳴をあげて、きりきりまいながら、もえ落ちて来た。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)
真澄が起きあがってみると女の傍にはぜんがあって、その上に一本の四ごうびんと三皿のさかなが置いてあった。
岐阜提灯 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
……そのうち場所ばしよことだから、べつあひでもないが、柳橋やなぎばしのらしい藝妓げいしや
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
すると、自分が三千代に対する情あひも、此論理ろんりによつて、たゞ現在的げんざいてきのものにぎなくなつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
彼女は始終、自分を外がわにおいて、良人と里方の者との融和を見ながら、ただきょううているような姿であった。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「もうあなた様、手のつけられぬ乱暴者でござりましての、伜があんな人間とつきうたため、わたしどもまで、どれほど泣きを見たことやら」
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わたしと二十がふむすんだものは、天下てんかにあのをとこ一人ひとりだけですから。
藪の中 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
この標語は、多くの独立した州が、寄つてたかつて一政府を組織そしよくしてゐる合衆国の立場を語る「衆がふして一となる」といふ意味の言葉である。
此日このひ本線ほんせんがつして仙台せんだいをすぐるころから、まちはもとより、すゑの一軒家けんや
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
最初さいしよ余等よら發掘はつくつした方面はうめんあたつて、ひとすう男女だんぢよがつして十二三にん
大槻おおつきせがれなども内々見舞に来て、官軍と賊軍と塾の中で混りあって、朝敵藩の病人を看病して居ながら、何も風波ふうはもなければ苦味にがみもない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
お富は朋輩の中でもお秀とは能く気のあっ親密したしい方であるからで。
二少女 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
「つきひ、つきひツて、幾度あるのか、ね? そんなつきひは斷つてしまひなさいと云つたぢやアないか? 碌にかせぎもしないで!」
「これでがしょう、他のといっちえましょうが。」
ほう/\と切れてしまふ藕糸ハスイトを、八・十二二十合ハタコつて、根気よく、細い綱の様にする。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ほうほうと切れてしまふ藕絲ハスイトを、八・十二二十合ハタコに縒つて、根氣よく、細い綱の樣にする。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
客の込みあふ大きな郊外電車から、痩せ衰へたやうな小さな電車に乘り換へると、相客は多く草鞋穿きの道者連であつた。
ごりがん (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
さうしてとげえた野茨のばらさへしろころもかざつてこゝろよいひた/\とあふてはたがひ首肯うなづきながらきないおもひ私語さゝやいてるのに
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
扇子だけありあわせていし候。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
某、かさねて、士の道に勝負しょうぶなくして首取無とるほうなく槍を合せ運を天に任せん、と申ければ、げに誤りたりと槍押取おっとり、床机の上に居直いなおりもせず、二三槍をあわせ、槍をすて、士の道は是迄也。
大阪夏之陣 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
ぽつり/\切れてしまふ藕絲はすいとを、八合やこ・十二二十合はたこに縒つて、根気よく細い綱の様にする。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ほうほうと切れてしまう藕糸を、八・十二二十合はたこに縒って、根気よく、細い綱の様にする。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
泣くな泣きゃるな浮世は車、大八の片輪かたわ田の中に踏込んだようにじっとして、くよ/\して居るよりは外をあるいて見たら又どんな女にめぐあうかもしれぬ、目印の柳の下で平常ふだん魚はれぬ代り
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
おこしてもそれ折角せつかく同伴者つれかたあつさらきようすこともしないなら
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
写真を頼むと安く受けれたが、六、七年も音沙汰を聞かぬ。
お前方も掛りえゝだからわしと一緒に警察まできなせえ
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
幹をすかして空の見える反対の方角を見ると——西か東か無論わからぬ——ここばかりは木が重なりおう一畝ひとせ程は際立きわだつ薄暗さを地に印する中に池がある。
幻影の盾 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
おれはもう世の中に生きてる望みはなくなったが、ただ何とぞしてしかえしがしたかった、といって寝刃ねたばを合わせるじゃあない、恋に失望したもののその苦痛くるしみというものは、およそ、どのくらいであるということを、思い知らせたいばっかりに、らざる生命いのちをながらえたが、慕い合って望みがかのうた、おまえの両親に対しては、どうしてもその味を知らせよう手段がなかった。
夜行巡査 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
私は、それでは俳句ではない、という事を申しましたが、それにはてんが行かないようでありました。
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
平田は上をき眼をねむり、後眥めじりからは涙が頬へすじき、下唇したくちびるは噛まれ、上唇はふるえて、帯を引くだけの勇気もないのである。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)
そのてい蛮のごとし、戯れに詩を作りていわく、〈宿房の大黒晨炊を侑む、まさ若耶渓じゃくやけいの女の眉を掃くべきに、好在こうざい忘心一点もなし、服はただ繒布そうふにして語は蛮夷なり〉。
なんでえふてえ奴だと喧嘩を吹っ掛けて、其のさむらいと喰いっても刀をふんだくって番頭さんに渡して遣れば、あとで死に合うとも何うしてもいのだから、番頭さんもいなせなこしらえでゴテ/\をきめて
家郷追放カキョウツイホウ吹雪フブキナカツマトワレ、三人サンニンヒシト
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
プンクト、ナドノキミ気持キモチトオモアワセヨ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
法体ホフタイ」はfottai「ガフす」gassu「立夏リフカ」rikka「十方ジフハフ」jippǒ「法被ハフヒ」fappi
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)