“可申上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もうしあぐべく66.7%
まをしあぐべく16.7%
もうしあぐべき16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御礼御序おついで御頼おたのみ申候。なおあなたよりも御祝之品に預り痛み入候。いづれこれより御礼可申上もうしあぐべく候。扇子だけありあわせていし候。御入手可被下くださるべく候。御出張之先之事、御案も候半。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
明日みようにち御前様おんまへさま御誕生日ごたんじようびに当り申候へば、わざと陰膳かげぜんを供へ候て、私事も共に御祝おんいは可申上まをしあぐべくうれしきやうにも悲きやうにも存候。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
尚々御預り申上居り候(書籍並に画の道具類)御送付可申上もうしあぐべき如何一寸御命じ被下度候
仙人掌の花 (新字新仮名) / 山本禾太郎(著)