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呈
ふりがな文庫
“呈”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てい
77.0%
あ
8.2%
あら
4.9%
あらは
3.3%
ていし
3.3%
まい
1.6%
や
1.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てい
(逆引き)
ものすべて
腐爛美
(
ふらんび
)
を
呈
(
てい
)
して来たのである。現前の逸楽に世をあげて酔いしれている。——どうにもならないもの。それが今である。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
呈(てい)の例文をもっと
(47作品)
見る
あ
(逆引き)
厩橋側
(
うまやばしそば
)
に富士屋という肉屋があって、
其所
(
そこ
)
の牛肉が上等だというので、時々
牝牛
(
めうし
)
の好いのを一斤ずつ買って母へ持って行って
呈
(
あ
)
げました。
幕末維新懐古談:23 家内を貰った頃のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
呈(あ)の例文をもっと
(5作品)
見る
あら
(逆引き)
植物界広しといえどもユトランドの荒地に適しそこに成育してレバノンの栄えを
呈
(
あら
)
わす樹はあるやなしやと彼は研究に研究を重ねました。
デンマルク国の話:信仰と樹木とをもって国を救いし話
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
呈(あら)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
あらは
(逆引き)
所以
(
このゆゑ
)
に幽と顯と
六
に出で入りて、日と月と目を洗ふに
彰
(
あらは
)
れたまひ、
海水
(
うしほ
)
に浮き沈みて、神と祇と身を滌ぐに
呈
(
あらは
)
れたまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
呈(あらは)の例文をもっと
(2作品)
見る
ていし
(逆引き)
御礼
御序
(
おついで
)
に
御頼
(
おたのみ
)
申候。
猶
(
なお
)
あなたよりも御祝之品に預り痛み入候。いづれ
是
(
これ
)
より御礼
可申上
(
もうしあぐべく
)
候。扇子
丈
(
だけ
)
あり
合
(
あわせ
)
を
呈
(
ていし
)
候。御入手
可被下
(
くださるべく
)
候。御出張之先之事、御案も候半。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
呈(ていし)の例文をもっと
(2作品)
見る
まい
(逆引き)
誰何
(
すいか
)
せる門衛に、我は小坪の某なり、約束の時計を得たれば、あえて主公に
呈
(
まい
)
らせんと来意を告げ、応接室に
入
(
い
)
るに際して、執事は大助を見て三郎に向い
金時計
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
呈(まい)の例文をもっと
(1作品)
見る
や
(逆引き)
それは
呈
(
や
)
りなさい。行処が分っていれば好いじゃないか。それに、平尾さんの処へ行けば不動さまも仕合せ。命日々々には私の所や君の処よりも、平尾さんの処の方が
御馳走
(
ごちそう
)
もあろう。ただ、我々が借りたい時は借りる条件を
幕末維新懐古談:75 不動の像が縁になったはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
呈(や)の例文をもっと
(1作品)
見る
呈
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
“呈”を含む語句
露呈
進呈
贈呈
呈上
呈示
捧呈
呈出
比斯呈利
露呈症
謹呈
祈平癒呈
白絹帳中皓體畢呈
献呈本
捧呈文
呈書
呈供
呈与
“呈”のふりがなが多い著者
内村鑑三
牧逸馬
牧野富太郎
押川春浪
吉川英治
林不忘
高村光雲
福沢諭吉
夏目漱石
海野十三