“呈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てい77.0%
あ8.2%
あら4.9%
あらは3.3%
ていし3.3%
まい1.6%
や1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ものすべて腐爛美(ふらんび)を呈(てい)して来たのである。現前の逸楽に世をあげて酔いしれている。——どうにもならないもの。それが今である。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
厩橋側(うまやばしそば)に富士屋という肉屋があって、其所(そこ)の牛肉が上等だというので、時々牝牛(めうし)の好いのを一斤ずつ買って母へ持って行って呈(あ)げました。
植物界広しといえどもユトランドの荒地に適しそこに成育してレバノンの栄えを呈(あら)わす樹はあるやなしやと彼は研究に研究を重ねました。
所以(このゆゑ)に幽と顯と六に出で入りて、日と月と目を洗ふに彰(あらは)れたまひ、海水(うしほ)に浮き沈みて、神と祇と身を滌ぐに呈(あらは)れたまひき。
御礼御序(おついで)に御頼(おたのみ)申候。猶(なお)あなたよりも御祝之品に預り痛み入候。いづれ是(これ)より御礼可申上(もうしあぐべく)候。扇子丈(だけ)あり合(あわせ)を呈(ていし)候。御入手可被下(くださるべく)候。御出張之先之事、御案も候半。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
誰何(すいか)せる門衛に、我は小坪の某なり、約束の時計を得たれば、あえて主公に呈(まい)らせんと来意を告げ、応接室に入(い)るに際して、執事は大助を見て三郎に向い
金時計 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それは呈(や)りなさい。行処が分っていれば好いじゃないか。それに、平尾さんの処へ行けば不動さまも仕合せ。命日々々には私の所や君の処よりも、平尾さんの処の方が御馳走(ごちそう)もあろう。ただ、我々が借りたい時は借りる条件を