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誰何
ふりがな文庫
“誰何”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すいか
87.1%
すゐか
4.3%
どなた
4.3%
ただ
1.4%
たゞ
1.4%
とが
1.4%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すいか
(逆引き)
しかるにその物音に蓉子は目をさまして
誰何
(
すいか
)
したので、賊は
俄然
(
がぜん
)
居直りとなり手にせる出刃庖丁を蓉子の前に突きつけておどかした。
黄昏の告白
(新字新仮名)
/
浜尾四郎
(著)
誰何(すいか)の例文をもっと
(50作品+)
見る
すゐか
(逆引き)
喜太郎は
狼狽
(
うろた
)
へながら、しはがれた声で闇の中の見知らぬ人間を
誰何
(
すゐか
)
した。が、相手はまだ笑ひ声を収めたまゝ、ぢつとしてゐる。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
誰何(すゐか)の例文をもっと
(3作品)
見る
どなた
(逆引き)
いはず
見
(
み
)
つむる
目元
(
めもと
)
も
疎
(
うと
)
くなりてや
不審
(
いぶかし
)
げに
誰何
(
どなた
)
さまぞと
問
(
と
)
はるゝもつらしお
高
(
たか
)
頭巾
(
づきん
)
を
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
誰何(どなた)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
ただ
(逆引き)
髪は
塵埃
(
ほこり
)
に
塗
(
まみ
)
れて
白
(
しら
)
け、面は日に焼けて
品格
(
ひん
)
なき
風采
(
ようす
)
のなおさら品格なきが、うろうろのそのそと感応寺の大門を入りにかかるを、門番
尖
(
とが
)
り声で何者ぞと怪しみ
誰何
(
ただ
)
せば
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
誰何(ただ)の例文をもっと
(1作品)
見る
たゞ
(逆引き)
髪は
塵埃
(
ほこり
)
に
塗
(
まみ
)
れて白け、面は日に焼けて
品格
(
ひん
)
なき
風采
(
やうす
)
の猶更品格なきが、うろ/\のそ/\と感応寺の大門を入りにかゝるを、門番尖り声で何者ぞと怪み
誰何
(
たゞ
)
せば、吃驚して
暫時
(
しばらく
)
眼を見張り
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
誰何(たゞ)の例文をもっと
(1作品)
見る
とが
(逆引き)
老いたる番僧はわが出づるを見つれど、許可を得たるものとや思ひけん、我を
誰何
(
とが
)
めざりき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
誰何(とが)の例文をもっと
(1作品)
見る
誰
常用漢字
中学
部首:⾔
15画
何
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“誰”で始まる語句
誰
誰方
誰人
誰彼
誰某
誰一人
誰袖
誰々
誰奴
誰様
検索の候補
何誰
何誰様
“誰何”のふりがなが多い著者
平出修
中里介山
与謝野寛
浜尾四郎
岩野泡鳴
小林多喜二
吉川英治
幸田露伴
黒島伝治
新渡戸稲造