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俄然
ふりがな文庫
“俄然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
がぜん
97.6%
にはか
0.8%
がば
0.8%
にわかに
0.8%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がぜん
(逆引き)
しかるにその物音に蓉子は目をさまして
誰何
(
すいか
)
したので、賊は
俄然
(
がぜん
)
居直りとなり手にせる出刃庖丁を蓉子の前に突きつけておどかした。
黄昏の告白
(新字新仮名)
/
浜尾四郎
(著)
俄然(がぜん)の例文をもっと
(50作品+)
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にはか
(逆引き)
盜賊
(
たうぞく
)
に落し呉んとの了簡ゆゑ一文貰ひの
身分
(
みぶん
)
にして
俄然
(
にはか
)
に
金策
(
きんさく
)
の出來たる
譯
(
わけ
)
又店にて百兩の金が
紛失
(
ふんじつ
)
したるは斯樣々々と
辯
(
べん
)
に
任
(
まか
)
せて申立ければ其通り
双方
(
さうはう
)
の
口書
(
くちがき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
俄然(にはか)の例文をもっと
(1作品)
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がば
(逆引き)
屍を守る
見樣
(
みえ
)
で、棒の如く突立つた女は、軈て
俄然
(
がば
)
と身を投て、伏重なつたと思ふと、
熟
(
じつ
)
と僵れて身動も仕無い。
二十三夜
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
俄然(がば)の例文をもっと
(1作品)
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にわかに
(逆引き)
双眼鏡を肩に掛け、白いしなやかな手を振って、柔かな靴音をさせる紳士は参事官でした。
俄然
(
にわかに
)
、
喇叭
(
らっぱ
)
の音が
谿底
(
たにそこ
)
から起る。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
俄然(にわかに)の例文をもっと
(1作品)
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“俄然”の意味
《形容動詞》
俄然(がぜん)
俄に。急に。突然に。
(context、slang)断然。まったく。
(出典:Wiktionary)
俄
漢検準1級
部首:⼈
9画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“俄然”で始まる語句
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