“任”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まか66.3%
にん11.0%
9.9%
まかせ3.5%
まま2.3%
じん1.2%
ゆだ1.2%
マカ1.2%
0.6%
たの0.6%
まかす0.6%
0.6%
0.6%
マケ0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さうして東隣からりてが五六かれた。それから土地習慣勘次めてやつたお死體は一近所せた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
 寛平法皇の(帝の御父)御心には時平のき 菅神御一人に国政をまかせ玉はんとのおぼしめしありしに、延喜元年正月三日
「ハハ。恐れ入りまするが手前も昔取った杵柄……思い寄りも御座いまするでこの場はおかせ下されませい。これから直ぐに……」
斬られたさに (新字新仮名) / 夢野久作(著)
までは叶ふまじといへば吉兵衞はは兎も角も船頭なればひ給へとて其議に決し此所にて水差をみ江戸りとぞ定めける
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
スペイン人が初めて西大陸へ討ち入った時、土人騎兵を半人半畜の神と心得ひたすら恐れ入り、そのすがにして亡ぼされたは衆人の知るところだ。
なるほど、迎恩橋まで来てみると、旅館はの一行で貸切とみえ、旗、、造花でどられた絵像のなど、たいへんな飾りたてである。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
震災表通に在った商店で、もとの処に同じ業をつづけているものは数えるほどで、今はく関西もしくは九州から来た人の経営にねられた。
濹東綺譚 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
かれの胸中辞典には、武人がややもすると口にする乾坤一擲——だの、また——運ヲ天ニス——などということばはない。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
このもの頭大に体大きな割合に脚甚だ痩せ短いから、迅く行く能わず。その蹄の縁極めて鋭く、中底に窪みあり、滑りやすき地を行き、嶮岨な山腹を登るにゆ。
今や「平和」なる一孩子、世に出づ。知悉す、前途茫々、行路峭※たるを。大喝迷霧をふは吾人の願ふ所にあらず、一点の導火となりて世の識者を動かさん事こそ、吾人が切にむところなれ。
「平和」発行之辞 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
嫜の方の朝夕の見舞をべからず。嫜の方のべきべからず。若し嫜のあらばひてべからず。のこと舅姑に問ふて其教にべし。嫜若し我をりたまふともること勿れ。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
ここに山部小楯針間の國のさされし時に、その國の人民名は志自牟が新室に到りてしき。ここにげて酒なるに、次第をもちてみな儛ひき。
「まく」と言ふは、灰を撒く事に聯想が傾くが、恐らく葬送してらせる意であつたものが(くの一分化)骨を散葬した事実と結びついて、撒くの義をも含む事になつたのであらう。
餓鬼阿弥蘇生譚 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
次の一首はある女の死を悲むめれば、こはむかひめなりけん、(これらは石見の任よりいと前なり)かくて後に石見へまけて、の中に京へ上る時、妻に別るとて悲しめる歌は考にいふが如し
人麿の妻 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)