“山部”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やまべ50.0%
ヤマベ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここに山部(やまべ)の連(むらじ)小楯(をたて)、針間(はりま)の國の宰(みこともち)一に任(よ)さされし時に、その國の人民(おほみたから)名は志自牟(しじむ)が新室に到りて樂(うたげ)しき。ここに盛(さかり)に樂(うた)げて酒酣(なかば)なるに、次第(つぎて)をもちてみな儛ひき。
ここに山部(やまべ)の連小楯(おだて)が播磨の國の長官に任命されました時に、この國の人民のシジムの家の新築祝いに參りました。そこで盛んに遊んで、酒酣(たけなわ)な時に順次に皆舞いました。
だから実際は、山部(ヤマベ)・海部(アマベ)の種族と言ふでふ、元日本民族の分岐(エダモノ)者であつたのが、多いのではないかと思ふ。
それあの山部(ヤマベ)の何とか言つた、地下(ヂゲ)の召(メ)し人(ビト)の歌よみが、おれの三十になつたばかりの頃、「昔見し旧(フル)き堤は、年深み……年深み、池の渚に、水草(ミクサ)生ひにけり」とよんだ位だが、其後が、これ此様(コノヤウ)に
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)