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酣
ふりがな文庫
“酣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たけなわ
63.6%
たけな
19.2%
たけなは
14.1%
つ
1.0%
なかば
1.0%
のみつ
1.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たけなわ
(逆引き)
また宴席、酒
酣
(
たけなわ
)
なるときなどにも、上士が
拳
(
けん
)
を打ち
歌舞
(
かぶ
)
するは極て
稀
(
まれ
)
なれども、下士は
各
(
おのおの
)
隠し芸なるものを奏して
興
(
きょう
)
を
助
(
たすく
)
る者多し。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
酣(たけなわ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
たけな
(逆引き)
こうして、三傑が額を
鳩
(
あつ
)
めて密談いよよ
酣
(
たけな
)
わにして、いつ果つべしとも見えない時分、次の間から、恐る恐る三太夫の声として
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
酣(たけな)の例文をもっと
(19作品)
見る
たけなは
(逆引き)
彼はもつと落着いた影の訪れるのを願つてゐるのが私には分つた。お茶が濟んで一時間程後、その夜の樂しさの
酣
(
たけなは
)
な頃、
扉
(
ドア
)
を叩く音がした。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
酣(たけなは)の例文をもっと
(14作品)
見る
▼ すべて表示
つ
(逆引き)
甘
(
うめ
)
え仕事もねえのサ……親方御免なせえ……お爺さん熱くして一本
酣
(
つ
)
けておくれ、お爺さん、カラどうも
酔
(
えい
)
が醒めちゃア
生地
(
いくじ
)
がねえんだ、寒い時と
怖
(
こえ
)
え時は酒でなくッちゃア
凌
(
しの
)
げねえから
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
酣(つ)の例文をもっと
(1作品)
見る
なかば
(逆引き)
ここに
山部
(
やまべ
)
の
連
(
むらじ
)
小楯
(
をたて
)
、
針間
(
はりま
)
の國の
宰
(
みこともち
)
一
に
任
(
よ
)
さされし時に、その國の
人民
(
おほみたから
)
名は
志自牟
(
しじむ
)
が新室に到りて
樂
(
うたげ
)
しき。ここに
盛
(
さかり
)
に
樂
(
うた
)
げて酒
酣
(
なかば
)
なるに、
次第
(
つぎて
)
をもちてみな儛ひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
酣(なかば)の例文をもっと
(1作品)
見る
のみつ
(逆引き)
机を構へたものゝ何か若気の至りとでもいふかのやうな夢と不安に追はれて転々
幾度
(
いくたび
)
——鳥跡の霞を追ふが如くに遥なる想ひを
酣
(
のみつ
)
くさうといふやうな、怕れから怕れへと踏み迷うたわけではあるが
書斎を棄てゝ
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
酣(のみつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
酣
漢検1級
部首:⾣
12画
“酣”を含む語句
酣酔
秋酣
半酣
沈酣
酣睡
酒半酣
酣燈社
酣酔楽
酣酔狼藉
酣醉
酣鍋
酣飲
“酣”のふりがなが多い著者
中里介山
内村鑑三
吉川英治
林不忘
国枝史郎
佐々木邦
牧逸馬
北原白秋
新渡戸稲造
作者不詳