“たけな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
86.4%
13.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夢殿や美豆良みづら結ふ子も行きめぐりをさなかりけむ春はたけな
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
戌刻半いつつはん(九時)過ぎになると、興はまさにたけなわでした。
弁信が自分の部屋としてあてがわれた三階の源氏香の一間に来て、夜具の傍らにホッと息をついたのは、この夜もたけなわなるある時刻の後でありました。
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)