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宰
ふりがな文庫
“宰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さい
37.5%
つかさど
25.0%
みこともち
12.5%
ミコトモチ
12.5%
に
6.3%
ミコトモ
6.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さい
(逆引き)
たまたまこの家の
宰
(
さい
)
たる
杜洩
(
とせつ
)
が見舞に来た。病人は杜洩に向って豎牛の仕打を訴えるが、日頃の信任を承知している杜洩は冗談と考えててんで取合わない。
牛人
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
宰(さい)の例文をもっと
(6作品)
見る
つかさど
(逆引き)
たゞ
一寸
(
ちよつと
)
洩
(
もら
)
して
置
(
お
)
くが、
此
(
この
)
艇
(
てい
)
百種
(
ひやくしゆ
)
の
機關
(
きくわん
)
の
作用
(
さよう
)
を
宰
(
つかさど
)
る
動力
(
どうりよく
)
は
世
(
よ
)
の
常
(
つね
)
の
蒸氣力
(
じようきりよく
)
でもなく
電氣力
(
でんきりよく
)
でもなく、
現世紀
(
げんせいき
)
には
未
(
いま
)
だ
知
(
し
)
られざる
一種
(
いつしゆ
)
の
化學的作用
(
くわがくてきさよう
)
で
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
宰(つかさど)の例文をもっと
(4作品)
見る
みこともち
(逆引き)
ここに
山部
(
やまべ
)
の
連
(
むらじ
)
小楯
(
をたて
)
、
針間
(
はりま
)
の國の
宰
(
みこともち
)
一
に
任
(
よ
)
さされし時に、その國の
人民
(
おほみたから
)
名は
志自牟
(
しじむ
)
が新室に到りて
樂
(
うたげ
)
しき。ここに
盛
(
さかり
)
に
樂
(
うた
)
げて酒
酣
(
なかば
)
なるに、
次第
(
つぎて
)
をもちてみな儛ひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
宰(みこともち)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ミコトモチ
(逆引き)
さうした宮廷の村々が、単に独立して散在してゐたのではなく、大舎人の後が、その部の伴造に当る
宰
(
ミコトモチ
)
として、ある方々の支配を受けてゐたのであらう。
日本文学の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
宰(ミコトモチ)の例文をもっと
(2作品)
見る
に
(逆引き)
其の人を見てあわただしからんは、
六三
思はんことの恥かしとて、
美酒
(
よきさけ
)
を
沽
(
か
)
ひ
鮮魚
(
あざらけき
)
を
宰
(
に
)
て
厨
(
くりや
)
に備ふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
宰(に)の例文をもっと
(1作品)
見る
ミコトモ
(逆引き)
かうした時は多くは、血統最近くて神聖な性格を具へた男子が択ばれて、政務を、
宰
(
ミコトモ
)
つ。
万葉集研究
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
宰(ミコトモ)の例文をもっと
(1作品)
見る
宰
常用漢字
中学
部首:⼧
10画
“宰”を含む語句
主宰
宰相
太宰帥
前太宰少弐
太宰員外帥
宰領
太宰府
太宰
小宰相
邑宰
太宰権帥
宰取
大宰
宰府
御宰
董元宰
太宰春台
宰予
大宰府
宰我
...
“宰”のふりがなが多い著者
太安万侶
稗田阿礼
矢内原忠雄
押川春浪
下村湖人
南方熊楠
中島敦
北村透谷
和辻哲郎
折口信夫