“機關”のいろいろな読み方と例文
新字:機関
読み方割合
きくわん44.4%
からくり44.4%
ぜんまい11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たゞ一寸(ちよつと)洩(もら)して置(お)くが、此(この)艇(てい)百種(ひやくしゆ)の機關(きくわん)の作用(さよう)を宰(つかさど)る動力(どうりよく)は世(よ)の常(つね)の蒸氣力(じようきりよく)でもなく電氣力(でんきりよく)でもなく、現世紀(げんせいき)には未(いま)だ知(し)られざる一種(いつしゆ)の化學的作用(くわがくてきさよう)で
而して同時にこの生理的誇張が聽衆の特殊の興味(アンテレエ)を惹起すると云ふ事を知ると世の中の機關(からくり)に對して頗る樂天的な觀相を抱かしめられるのである。
京阪聞見録 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
と突然(いきなり)どんつくの諸膚(もろはだ)を脱(ぬ)いだ勢(いきほひ)で、引込(ひつこ)んだと思(おも)ふと、髯(ひげ)がうめ方(かた)の面當(つらあて)なり、腕(うで)の扱(しご)きに機關(ぜんまい)を掛(か)けて、爰(こゝ)を先途(せんど)と熱湯(ねつたう)を注(つ)ぎ込(こ)む、揉込(もみこ)む、三助(さんすけ)が意氣(いき)湯煙(ゆげむり)を立(た)てて
銭湯 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)