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機關
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からくり
ふりがな文庫
“
機關
(
からくり
)” の例文
新字:
機関
而して同時にこの生理的誇張が聽衆の特殊の
興味
(
アンテレエ
)
を惹起すると云ふ事を知ると世の中の
機關
(
からくり
)
に對して頗る樂天的な觀相を抱かしめられるのである。
京阪聞見録
(旧字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
陰に廻りて
機關
(
からくり
)
の糸を引しは藤本の仕業に極まりぬ、よし級は上にせよ、
學
(
もの
)
は出來るにせよ、龍華寺さまの若旦那にせよ、大黒屋の美登利紙一枚のお世話にも預からぬ物を
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
眺め紀州へ
入
(
い
)
りて高野山へ
上
(
のぼ
)
り和歌の浦にて一首詠み熊野本宮の湯に
入
(
い
)
りてもとの小栗と本復しと拍子にかゝれば
機關
(
からくり
)
の
云立
(
いひたて
)
めけど少しは古物類も
覗
(
のぞ
)
く爲に奈良へ𢌞りて古寺古社に
詣
(
まう
)
で
名張越
(
なばりごえ
)
を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
何
(
なん
)
か人生といふものの
機關
(
からくり
)
、その歸趨、その因果が明かに久遠の相下に見えるやうな氣がして妙な心地になつた。
海郷風物記
(旧字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
機
常用漢字
小4
部首:⽊
16画
關
部首:⾨
19画
“機關”で始まる語句
機關室
機關砲
機關兵
機關手
機關車