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『京阪聞見録』
ふりがな文庫
『
京阪聞見録
(
けいはんぶんけんろく
)
』
予も亦明晩立たうと思ふ。今は名古屋に往く人を見送る爲めに新橋に來てゐるのだ。待合室は發車を待つ人の不安な情調と煙草の烟とに滿たされて居る。 商標公報といふ雜誌の綴を取り上げて見る。此に予は一種の實用的な平民藝術を味ふ事が出來て大に面白かつた …
著者
木下杢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
初出
「三田文学」1910(明治43年)5月号
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約29分(500文字/分)
朗読目安時間
約48分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
生活
(
ラ・ヰイ
)
燻
(
いぶし
)
弔
(
つる
)
表情
(
エキスプレシヨン
)
必要
(
ネセシテ
)
直
(
ぢ
)
透徹
(
ペネトラシオン
)
化
(
かは
)
興味
(
アンテレエ
)
愼
(
つつしみ
)
愛
(
を
)
屡
(
よく
)
顏容
(
フイジオノミイ
)
手繰
(
てぐ
)
例
(
いつ
)
計
(
けい
)
此
(
ここ
)
好
(
すき
)
曲節
(
メロデイ
)
希有
(
ラアルテ
)
效果
(
エツフエエ
)
襁褓
(
おむつ
)
肉附
(
モルピベツス
)
滑石
(
タルク
)
笈摺
(
おひずり
)
切
(
きれ
)
極限
(
リミツト
)
翡翠
(
ひすゐ
)
細
(
こまか
)
翳
(
さ
)
入
(
はひ
)
通
(
つう
)
惘然
(
ばうぜん
)
人相
(
フイジオノミイ
)
他
(
ひと
)
廣
(
ぴろ
)
舞子
(
まひこ
)
盥
(
たらひ
)
艶冶
(
あだぽさ
)
苦面
(
グリマツス
)
短篇
(
ノヱル
)
玻璃
(
ガラス
)
魴鮄
(
はうぼう
)
代赭
(
たいしや
)
澪標
(
みをつくし
)
粗削
(
あらけづ
)
機關
(
からくり
)
横顏
(
プロフイイル
)
群青
(
ぐんじやう
)
大掾
(
だいじよう
)
屋號
(
やじるし
)
市
(
まち
)
庚申
(
かうしん
)
手帕
(
ハンカチ
)
肩衣
(
かたぎぬ
)
舊
(
もと
)
鳴海
(
なるみ
)
物干
(
ものほし
)
類集
(
セリイ
)
茜
(
あかね
)
華魁
(
おいらん
)
萌葱
(
もえぎ
)
面
(
おもて
)
雜
(
まじ
)
藝事
(
げいごと
)
開
(
あ
)
藝子
(
げいこ
)
鉋
(
かんな
)
配調
(
アランジマン
)
褻雜
(
せつざつ
)
桝
(
ます
)
交睫
(
まどろ
)
佃
(
つくだ
)
俯
(
うつむ
)
兩親
(
ふたおや
)
勞
(
つか
)
可厭
(
いや
)
啻
(
ただ
)
嘸
(
さぞ
)
固
(
もと
)
實
(
じつ
)
惡戲
(
いたづら
)
斑入
(
ふい
)
昨夕
(
ゆうべ
)
罕
(
まれ
)
棟數
(
むねかず
)
樣風
(
マニエエル
)
淺葱
(
あさぎ
)
不圖
(
ふと
)
獰
(
あら
)
瓶
(
びん
)
略
(
ほぼ
)
皆
(
みんな
)
睜
(
みは
)
筏
(
いかだ
)
簾
(
すだれ
)
縁
(
ふち
)
纖弱
(
かよわ
)