“澪標”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
みおつくし70.0%
みをつくし20.0%
ミヲツクシ10.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“澪標”を含む作品のジャンル比率
自然科学 > 植物学 > 植物学4.2%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 風俗史・民俗誌・民族誌2.9%
文学 > 文学 > 文学理論 作法1.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
いや、磯でもなし、岩はなし、それの留まりそうな澪標みおつくしもない。あったにしても、こうひと近く、羽を驚かさぬ理由わけはない。
海の使者 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
空を往来する精霊しょうりょうのためには、まことに便利なる澪標みおつくしであるが、生きた旅人にとってはこれほどもの寂しいものはない。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ひらくでもなしに、弁当べんたう熟々つく/″\ると、彼処あすこの、あの上包うはつゝみゑがいた、ばら/\あし澪標みをつくし
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
蒲鉾屋は例によつて紅緑の色蒲鉾を並べ、壽司屋の鮨の配列、鳥屋の招牌の澪標みをつくし、しるこ屋の行燈、饂飩屋の提灯までもみな草雙紙の表紙のやうな一樣の趣味から出來てゐるのである。
京阪聞見録 (旧字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
かくては、我身をも終につくすべきかといふ実質的内容に並んで、涙を湛へた中に澪標ミヲツクシの如く立つて居るといふ形体的内容が、詩全体に亘つて統一融合せられて居る。
和歌批判の範疇 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)