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澪標
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みをつくし
ふりがな文庫
“
澪標
(
みをつくし
)” の例文
蒲鉾屋は例によつて紅緑の色蒲鉾を並べ、壽司屋の鮨の配列、鳥屋の招牌の
澪標
(
みをつくし
)
、しるこ屋の行燈、饂飩屋の提灯までもみな草雙紙の表紙のやうな一樣の趣味から出來てゐるのである。
京阪聞見録
(旧字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
開
(
ひら
)
くでもなしに、
弁当
(
べんたう
)
を
熟々
(
つく/″\
)
視
(
み
)
ると、
彼処
(
あすこ
)
の、あの
上包
(
うはつゝみ
)
に
描
(
ゑが
)
いた、ばら/\
蘆
(
あし
)
に
澪標
(
みをつくし
)
、
小舟
(
こぶね
)
の
舳
(
みよし
)
にかんてらを
灯
(
とも
)
して、
頬被
(
ほうかむり
)
したお
爺
(
ぢい
)
の
漁
(
あさ
)
る
状
(
さま
)
を、ぼやりと一
絵具
(
ゑのぐ
)
淡
(
あは
)
く
刷
(
は
)
いて
描
(
ゑが
)
いたのが
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“澪標”の解説
澪標(みおつくし、みをつくし、みおづくし、みおじるし大辞林/澪標)は、航路を示す日本の標識大阪市章。
(出典:Wikipedia)
澪
漢検1級
部首:⽔
16画
標
常用漢字
小4
部首:⽊
15画
“澪標”で始まる語句
澪標木