“視”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
75.2%
なが21.1%
しめ1.2%
くら0.5%
0.5%
みつ0.5%
うかが0.2%
ながめ0.2%
のぞ0.2%
まのあた0.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“視”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]43.3%
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 戸外レクリエーション20.6%
歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本16.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
彼はその手を放たで苦きまなこみひらきつつ、男の顔をんと為るを、貫一は気もそぞろ引抱ひつかかへて、
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
凝視みつめる瞳で、やっと少しずつ、四辺あたり黒白あいろが分った時、私はフト思いがけない珍らしいものをた。
唄立山心中一曲 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
(おお、その珠と見えたのも、大方星ほどの手毬だろう。)と、あのまたあおい星をながめて云うだ。けちりんも疑わねえ。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
少年はうしろむきに、山をながめて、おつきあいという顔色かおつき。先生の影二尺を隔てず、窮屈そうにただもじもじ。
悪獣篇 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
たゞ張る氣を以て藝術に從事する者は、時に澄む氣の閃光を示し、而して其の藝術の進境を示すが、凝る氣で藝術に從事するものは決して澄む氣のかたちしめさぬといふことだけをこゝに言へば足りる。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
路幅みちはゞはあり、屈折は婉曲であり、樹蔭は深いし、左手の帚川の溪は眼に快いし、右手の山は高し、時々小瀑布を景物にしめすし、山嵐溪風いづれにしても人のはだへに清新其物の氣味を感ぜしめる。
華厳滝 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
まだ息気いきかよっていたから、それから一日苦しんでいたけれど、彼犬あのいぬくらべればおれの方が余程よッぽど惨憺みじめだ。
後人をして唐にくらぶれば簡覈かんかくしかして寛厚はそうかざるも、其の惻隠そくいんの意に至っては、各条に散見せりと評せしめ、余威は遠く我邦わがくにに及び
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
まず我が一身を独立せしめ、我が一身を重んじて、自からその身を金玉きんぎょく
徳育如何 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
と云つて、本屋の方が丸で約束を無した様にも云はない。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「わりゃ、わなわなと震えるが、素膚すはだに感じるか、いやさ、寒いか。」と、じろじろとみつめて寛々たり。
陽炎座 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
と左右を見つつ、金魚鉢を覗くごとく、仇気あどけなく自分もみつめて、
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
弟の家の方をうかがったり、浅草の女の方に引っかかっていたりした。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
突当りの砲兵工廠ぞうへいの夜の光景は、楽天的にながめると、向島の花盛を幻燈で中空へ顕わしたようで、轟々ごうごうとどろく響が、吾妻橋を渡る車かと聞なさるるが、悲観すると、煙が黄に、炎が黒い。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
山口屋善右衞門はたくへ帰って見ると此の騒ぎですから、直ぐに医者を呼びにやりまして八右衞門を療治して貰い、表から此様こんな所をのぞき込まれてはならんからと云うので、奥へ通そうと申しても小平は何うしても動きませんでしたが
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
まのあたりに見奉れる者、更にまなこあてず、遥に伝聞つたへきく人は、肝魂きもたましひを失へり。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)