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偸視
ふりがな文庫
“偸視”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぬすみみ
61.5%
ぬす
15.4%
すかしみ
7.7%
とうし
7.7%
ゆし
7.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬすみみ
(逆引き)
上眼使いに二人の方を
偸視
(
ぬすみみ
)
ると、二人の大の男はいずれもワナワナと身を顫わせ、額には冷汗さえかいて、今にも消え入らんばかりの風情である。
魔都
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
偸視(ぬすみみ)の例文をもっと
(8作品)
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ぬす
(逆引き)
『然うですか。ぢや手紙が着いたんですね?』と親げな口を利いたが、
些
(
ちよい
)
と俯向加減にして立つてゐる智恵子の方を
偸視
(
ぬす
)
んで
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
偸視(ぬす)の例文をもっと
(2作品)
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すかしみ
(逆引き)
折からあなたの池のあたりに、マッチの火のぱっと燃えたる影に、
頬被
(
ほおかぶ
)
りせる男の顔は赤く
顕
(
あら
)
われぬ。黒き影法師も
両三箇
(
ふたつみつ
)
そのかたわらに見えたりき。因果娘は
偸視
(
すかしみ
)
て
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
偸視(すかしみ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
とうし
(逆引き)
老夫は腹だたしげに御者の
面
(
かお
)
を
偸視
(
とうし
)
せり。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
偸視(とうし)の例文をもっと
(1作品)
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ゆし
(逆引き)
矢張り黙つた儘で、
一閃
(
いつせん
)
の
偸視
(
ゆし
)
を自分に注いで、煙を鼻からフウと出す。
雲は天才である
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
偸視(ゆし)の例文をもっと
(1作品)
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“偸視”の意味
《名詞》
こっそり盗み見ること。
(出典:Wiktionary)
偸
漢検1級
部首:⼈
11画
視
常用漢字
小6
部首:⾒
11画
“偸”で始まる語句
偸
偸見
偸安
偸盗
偸児
偸聴
偸取
偸盗戒
偸食
偸劫
“偸視”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
石川啄木
久生十蘭
岡本かの子
佐藤春夫
泉鏡花