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偸見
ふりがな文庫
“偸見”の読み方と例文
読み方
割合
ぬすみみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬすみみ
(逆引き)
英二は、話の間にちらりと大村の顔を
偸見
(
ぬすみみ
)
た。志賀健吉が突然妙な話をはじめたのが、どういう意味かサッパリ見当がつかなかったのだ。
火星の魔術師
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
しかし、お竜ちゃんは、大きな、
無恰好
(
ぶかっこう
)
な数字が一めんに
躍
(
おど
)
っているような私の帳面の方は
偸見
(
ぬすみみ
)
さえもしようとはしなかった。
幼年時代
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
同時にお雪が帰って来て、その紙を取上げ、猫板の上に置いたのを、
偸見
(
ぬすみみ
)
すると、
謄写摺
(
とうしゃずり
)
にした強盗犯人捜索の回状である。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
偸見(ぬすみみ)の例文をもっと
(14作品)
見る
偸
漢検1級
部首:⼈
11画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
“偸”で始まる語句
偸
偸視
偸盗
偸安
偸児
偸聴
偸取
偸盗戒
偸食
偸劫
“偸見”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
蘭郁二郎
ヴィクトル・ユゴー
ロマン・ロラン
高村光太郎
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堀辰雄
永井荷風
宮本百合子