“巡視”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゅんし57.1%
じゆんし14.3%
みまわり14.3%
みめぐ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうも測定当直とうちょく古山ふるやま氏ほか二人と、巡視じゅんしがすんで休憩中きゅうけいちゅう大池おおいけさんと江川えがわさんの五人が、退屈たいくつしきった顔で、時間のたつのを待っていた。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
海濱かいひんながこともやと、甲斐かひ/″\しく巡視じゆんしかけたが、無論むろんあてになることではい。
館の中での乱痴気さわぎも、ここらあたりへまでは聞こえて来ず、厩舎で馬が地を蹴る音や、非常をいましめる巡視みまわりの卒の、撃柝げきたくの音ばかりが聞こえて来た。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
煮ゆるもちほとり巡視みめぐり、またこの多くの岩窟いはあなの上にすきなく懸れる次の岩まで此等の者をおくりゆけ 一二四—一二六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)