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撃柝
ふりがな文庫
“撃柝”の読み方と例文
読み方
割合
げきたく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げきたく
(逆引き)
館の中での乱痴気さわぎも、ここらあたりへまでは聞こえて来ず、厩舎で馬が地を蹴る音や、非常を
警
(
いまし
)
める
巡視
(
みまわり
)
の卒の、
撃柝
(
げきたく
)
の音ばかりが聞こえて来た。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
撃柝
(
げきたく
)
一声、
囃子
(
はやし
)
は鳴りを
鎮
(
しず
)
むるとき、口上は
渠
(
かれ
)
がいわゆる不弁舌なる弁を
揮
(
ふる
)
いて前口上を
陳
(
の
)
べ
了
(
お
)
われば、たちまち起こる
緩絃
(
かんげん
)
朗笛の
節
(
せつ
)
を
履
(
ふ
)
みて、静々歩み出でたるは、当座の太夫元滝の白糸
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
夜が更けて夜番の
撃柝
(
げきたく
)
の音がきこえ出すと、堯は陰鬱な心の底で
呟
(
つぶや
)
いた。
冬の日
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
撃柝(げきたく)の例文をもっと
(4作品)
見る
撃
常用漢字
中学
部首:⼿
15画
柝
漢検1級
部首:⽊
9画
“撃”で始まる語句
撃
撃剣
撃沈
撃鉄
撃殺
撃攘
撃墜
撃方
撃滅
撃破
“撃柝”のふりがなが多い著者
梶井基次郎
国枝史郎
泉鏡花