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囃子
ふりがな文庫
“囃子”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はやし
81.0%
ばやし
19.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はやし
(逆引き)
第三、平素勝手元
不如意
(
ふにょい
)
を申し立てながら、多く人を
聚
(
あつ
)
め、酒
振舞
(
ふるま
)
いなどいたし、武家屋敷にあるまじき
囃子
(
はやし
)
など時折り
洩
(
も
)
れ聞え候事
濞かみ浪人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
錦絵
(
にしきえ
)
から飛んで出たような
囃子
(
はやし
)
の子たちの百羽の
銀鳩
(
ぎんばと
)
が一斉に鳴くように自由に生きいきと声をそろえた ほう いや のかけ声
小品四つ
(新字新仮名)
/
中勘助
(著)
囃子(はやし)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ばやし
(逆引き)
ともあれ、正月も過ぎてその時、村の祭りでも近づいていたのか? 遥かの麓からあまり上手でもない馬鹿
囃子
(
ばやし
)
の笛が聞えてきた。
仁王門
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
地方の民が、大蔵省へ馬で
貢税
(
みつぎ
)
を運び入れながら唄った国々の歌が
催馬楽
(
さいばら
)
となったといわれるが、田楽ももとは農土行事の田植え
囃子
(
ばやし
)
だった。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
囃子(ばやし)の例文をもっと
(19作品)
見る
“囃子”の解説
囃子(はやし)は、四拍子(笛、大鼓、小鼓、太鼓)でもって、謡や能をはやしたてること。
謡に舞人なしで四拍子のみを用いるものを番囃子といい、舞う部分に舞人なしで行う番囃子を居囃子という。ある部分に所作や舞いを加えたものを舞囃子という。
囃子にはほかに、祭で使われる祭囃子、寄席や落語において使われる寄席囃子、長唄舞台のにて使われる囃子がある。楽器の構成は能の囃子とは異なるものもある。
(出典:Wikipedia)
囃
漢検1級
部首:⼝
21画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“囃子”で始まる語句
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