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狸囃子
ふりがな文庫
“狸囃子”の読み方と例文
読み方
割合
たぬきばやし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たぬきばやし
(逆引き)
福村は気をつけていたけれども、その晩は狸の足音は聞えない代りに、遠からぬところで
狸囃子
(
たぬきばやし
)
の音が起るのを聞きました。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
それがネ親分、
昨夜
(
ゆうべ
)
は
狸囃子
(
たぬきばやし
)
がひどくて、どうしても寝付かれなくって弱ったくらいですから、
暁方
(
あけがた
)
になってぐっすり寝込んだのでございましょう。
銭形平次捕物控:014 たぬき囃子
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
なにしろ舞台がこんな所で、ふくろの鳴き声や
狸囃子
(
たぬきばやし
)
の
鳴物
(
なりもの
)
じゃあ、しんみりしたお芝居にゃあなりませんけれど、漫才の
掛合
(
かけあい
)
だと思えばいいでしょう。
影:(一幕)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
狸囃子(たぬきばやし)の例文をもっと
(7作品)
見る
“狸囃子”の解説
狸囃子(たぬきばやし)は、日本全国に伝わる音の怪異。深夜になるとどこからともなく、笛や太鼓などの囃子の音が聞こえてくるというもの。
(出典:Wikipedia)
狸
漢検準1級
部首:⽝
10画
囃
漢検1級
部首:⼝
21画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
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