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鳴物
ふりがな文庫
“鳴物”の読み方と例文
読み方
割合
なりもの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なりもの
(逆引き)
興行あるごとに
打囃
(
うちはや
)
す
鳴物
(
なりもの
)
の音
頼母
(
たのも
)
しく、野衾の恐れも薄らぐに、
行
(
ゆ
)
きて見れば、木戸の
賑
(
にぎわ
)
いさえあるを、内はいかにおもしろからむ。
照葉狂言
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
向揚幕
(
むこうあげまく
)
より役者の花道に出でんとする時、大向う
立見
(
たちみ
)
の看客の掛声をなすは場内の空気を緊張せしむるに力ある事
唄
(
うた
)
鳴物
(
なりもの
)
に
優
(
まさ
)
る事あり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
その事実に現われたことを申せば、
鳴物
(
なりもの
)
などの一条で、
三味線
(
しゃみせん
)
とか何とか
云
(
い
)
うものを、聞こうとも思わなければ何とも思わぬ。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
鳴物(なりもの)の例文をもっと
(21作品)
見る
“鳴物”の解説
鳴物(なりもの)とは、一般的には打楽器を中心とした楽器一般を指すが、実態としてはその言葉を用いる主体によって意味が異なる。
(出典:Wikipedia)
鳴
常用漢字
小2
部首:⿃
14画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“鳴物”で始まる語句
鳴物停止
鳴物入
鳴物師
検索の候補
鳴物停止
鳴物入
唄鳴物
鳴物師
“鳴物”のふりがなが多い著者
平出修
徳冨蘆花
福沢諭吉
国木田独歩
徳田秋声
谷崎潤一郎
岡本綺堂
吉川英治
新美南吉
森鴎外