“三味線”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゃみせん50.0%
さみせん38.6%
しやみせん4.5%
ざみせん2.3%
じゃみせん1.5%
さんしん0.8%
しゃみ0.8%
しやみ0.8%
みすじ0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このとき、盲目母親きながら、十五、六のが、雪道いていきました。母親三味線えていました。旅芸人です。
雪消え近く (新字新仮名) / 小川未明(著)
さうして座敷瞽女つて三味線をすつときおろした巫女荷物脊負つて自分つた宿つてつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
長吉蘿月伯父さんのつたやうに、あの時分から三味線稽古したなら、今頃一人前の芸人になつてゐたに違ひない。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
「義太夫は」「ようよう久しぶりお出しなね。」と見た処、壁にかかったのは、蝙蝠傘ばかり。お妻が手拍子、口三味線
開扉一妖帖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
露八は、中へ入って、三味線を後ろへおいた。とにかくと——相手は誰か分からないが、ばれたままに来てみたのであるが。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蛇皮線というのは、三味線の元祖で、もともと琉球でも三味線と呼ばれているのである。錦蛇の皮を張ってあるので、蛇皮線と呼んでももっともらしくきこえるのだ。
池袋の店 (新字新仮名) / 山之口貘(著)
三味線が無いでな。さっぱりどうも」ふと思いついた様に、「どや、で一丁散財に行こら。お初つぁん。お前も一緒に来ィな」
俗臭 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
その静けさを破つて、溝川を越えて彼方の町並を流し行く三味線の音がしんみりと聞こえる。秋といつても九月の末、柳は、もう大概落葉してしまつた。
もつれ糸 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
は軽く呼吸を継いで、三味線の糸を弾くが如く、指を柱に刻みながら
浮舟 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)