“長吉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうきち58.8%
ながよし17.6%
ちやうきち11.8%
ちようきち11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長吉ちょうきちおもいきってそとてゆきました。けれど、みんなといつものようにいっしょになって、愉快ゆかいあそ気持きもちになれませんでした。
残された日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「筑前どのの麾下きか浅野長吉ながよしどのとは、前々より面識もある。使者の見えたのを幸いに一書、託したいが、届けてくれるか」
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「だから、はないツちやない。」と蘿月らげつは軽くにぎこぶし膝頭ひざがしらをたゝいた。おとよ長吉ちやうきちとおいとのことがたゞなんとなしに心配でならない。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
今更いまさらながら長吉ちようきち亂暴らんぼうおどろけどもみたることなればとがめだてするもせんなく、りられしばかりつく/″\迷惑めいわくおもはれて
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)