“迷惑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めいわく93.5%
まごつ1.6%
まごつい1.6%
まごつき1.6%
トラブルサム1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徐々そろ/\ぬぎかけ座敷へ上らんとするに下男の彌助心のうち彌々いよ/\迷惑めいわくに思ひきやつに何とか云て何れにもとまらぬやう追出して仕廻しまはんともじ/\手を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
なか這入はいッて見ると大違い、もっとも客も相応にあッたが、給事のおんなが不慣れなので迷惑まごつく程には手が廻わらず、帳場でも間違えれば出し物もおくれる。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
それから思うと内の文三なんざア盆暗ぼんくらの意久地なしだッちゃアない、二十三にも成ッて親をすごすどこか自分の居所いど立所たちどにさえ迷惑まごついてるんだ。なんぼ何だッて愛想あいそが尽きらア
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
智識は素と感情の変形、俗に所謂智識感情とは、古参の感情新参の感情といえることなりなんぞと論じ出しては面倒臭く、結句迷惑まごつきの種を蒔くようなもの。
小説総論 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
迷惑トラブルサム? ぢやお前の胸にはいつも何かの計画プログラムがあるの?」
環魚洞風景 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)