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まごつ
ふりがな文庫
“まごつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
狼狽
33.3%
迷付
16.7%
間誤付
16.7%
周章
11.1%
迷惑
5.6%
当惑
5.6%
徘徊
5.6%
迷
5.6%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
狼狽
(逆引き)
可哀相なは慎次で、四五枚の札も守り切れず、イザとなると
可笑
(
をかし
)
い身振をして
狼狽
(
まごつ
)
く。それを面白がつたのは
嫂
(
あによめ
)
の清子と静子であるが、其
狼狽方
(
まごつきかた
)
が
故意
(
わざ
)
とらしくも見えた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
まごつ(狼狽)の例文をもっと
(6作品)
見る
迷付
(逆引き)
その努力は
艀
(
はしけ
)
から
桟橋
(
さんばし
)
へ移る程楽ではなかった。食い違った断面の甲に
迷付
(
まごつ
)
いているものが、急に乙に移るべく余儀なくされた様であった。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
まごつ(迷付)の例文をもっと
(3作品)
見る
間誤付
(逆引き)
「ウーム。ナアルホド。下手を
間誤付
(
まごつ
)
けあ、良い
恥晒
(
はじさら
)
しになるってえ訳だな」
支那米の袋
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
まごつ(間誤付)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
周章
(逆引き)
これも今来た許りと見える女教師の並木孝子は、一人で其人数を引受けて少し
周章
(
まごつ
)
いたといふ
態
(
ふう
)
で、腰も掛けずに何やら
急
(
いそ
)
がしく卓の上で帳簿を繰つてゐた。
足跡
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
まごつ(周章)の例文をもっと
(2作品)
見る
迷惑
(逆引き)
裏
(
なか
)
へ
這入
(
はい
)
ッて見ると大違い、
尤
(
もっと
)
も客も相応にあッたが、給事の
婢
(
おんな
)
が不慣れなので
迷惑
(
まごつ
)
く程には手が廻わらず、帳場でも間違えれば出し物も
後
(
おく
)
れる。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
その足音を聞きつけてか、奥の間で「文さん
疾
(
はや
)
く
為
(
し
)
ないと遅くなるヨ」トいうお政の声に
圭角
(
かど
)
はないが、文三の胸にはぎっくり
応
(
こた
)
えて返答にも
迷惑
(
まごつ
)
く。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
まごつ(迷惑)の例文をもっと
(1作品)
見る
当惑
(逆引き)
之れで読めた、読めは読めたが、思わく違いに
当惑
(
まごつ
)
いた。全くまごつくじゃ無えか。
かんかん虫
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
まごつ(当惑)の例文をもっと
(1作品)
見る
徘徊
(逆引き)
臍
(
へそ
)
の下を住家として魂が何時の間にか有頂天外へ宿替をすれば、静かには坐ッてもいられず、ウロウロ座舗を
徘徊
(
まごつ
)
いて、舌を吐たり肩を
縮
(
すく
)
めたり思い出し笑いをしたり
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
まごつ(徘徊)の例文をもっと
(1作品)
見る
迷
(逆引き)
御意
(
ぎょい
)
に
叶
(
かな
)
わぬとなると
瑣細
(
ささい
)
の事にまで眼を
剥出
(
むきだ
)
して御立腹遊ばす、言わば自由主義の圧制家という御方だから、哀れや属官の人々は
御機嫌
(
ごきげん
)
の取様に
迷
(
まごつ
)
いてウロウロする中に、独り昇は
迷
(
まごつ
)
かぬ。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
まごつ(迷)の例文をもっと
(1作品)
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