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瑣細
ふりがな文庫
“瑣細”の読み方と例文
読み方
割合
ささい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ささい
(逆引き)
躬恒のは
瑣細
(
ささい
)
な事を
矢鱈
(
やたら
)
に仰山に述べたのみなれば無趣味なれども家持のは全く無い事を空想で現はして見せたる故面白く被感候。
歌よみに与ふる書
(旧字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
只興奮しているために、
瑣細
(
ささい
)
な事にも腹を立てる。又何事もないと、わざわざ人を
挑
(
いど
)
んで
詞尻
(
ことばじり
)
を取って、
怒
(
いかり
)
の動機を作る。
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
始よりその人を怪まざらんにはこの
咎
(
とが
)
むるに足らぬ
瑣細
(
ささい
)
の事も、大いなる
糢糊
(
もこ
)
の影を
作
(
な
)
して、いよいよ彼が
疑
(
うたがひ
)
の
眼
(
まなこ
)
を
遮
(
さへぎ
)
り
来
(
きた
)
らんとするなりけり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
瑣細(ささい)の例文をもっと
(22作品)
見る
瑣
漢検1級
部首:⽟
14画
細
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
“瑣”で始まる語句
瑣末
瑣事
瑣々
瑣談
瑣児肝失喇
瑣
瑣小
瑣骨
瑣尾
瑣戯
“瑣細”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
北村四海
二葉亭四迷
井上円了
正岡子規
南方熊楠
高浜虚子
三木清
森鴎外
中谷宇吉郎