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瑣事
ふりがな文庫
“瑣事”の読み方と例文
読み方
割合
さじ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さじ
(逆引き)
おもなる事を少し擧げて、詩の映象
躍如
(
やくじよ
)
たる理想主義の利と、
瑣事
(
さじ
)
を數ふること多くして聽者を
倦
(
う
)
ましむる實際主義の弊とも亦然なり。
柵草紙の山房論文
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
これ嘉永五年十一月十五日のことである。市井のこの一
瑣事
(
さじ
)
に枕山は詩興を催したものと見えて、「万年青」と題する七言古詩を賦した。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
死に
瀕
(
ひん
)
したおぼえのある人は誰も語ることだが、
将
(
まさ
)
に死せんとする時は幼き折の
瑣事
(
さじ
)
が鮮やかに心頭に
蘇
(
よみが
)
えるものだという。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
瑣事(さじ)の例文をもっと
(20作品)
見る
“瑣事”の意味
《名詞》
細かくつまらないこと。些事。
(出典:Wiktionary)
瑣
漢検1級
部首:⽟
14画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
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瑣末
瑣細
瑣々
瑣談
瑣児肝失喇
瑣
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