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瑣末
ふりがな文庫
“瑣末”の読み方と例文
読み方
割合
さまつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さまつ
(逆引き)
いかなる
瑣末
(
さまつ
)
な事件にも、この男のごとく容易に感服する人間は、滅多にない。いや、感服したような顔をする人間は、
稀
(
まれ
)
である。
戯作三昧
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
日常
瑣末
(
さまつ
)
の事件のうちに、よくこの特色を発揮する彼女の
所作
(
しょさ
)
を、津田は時々自分の眼先にちらつく
洋刀
(
ナイフ
)
の光のように眺める事があった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
これでまず竜宮入り譚の
瑣末
(
さまつ
)
な諸点を解いたつもりだ。これより進んでこの譚の大体が解るよう、そもそも竜とは何物ぞという疑問を釈こう。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
瑣末(さまつ)の例文をもっと
(31作品)
見る
瑣
漢検1級
部首:⽟
14画
末
常用漢字
小4
部首:⽊
5画
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