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稀
ふりがな文庫
“稀”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まれ
76.0%
たま
11.8%
ま
8.0%
めず
2.2%
うす
0.8%
めずら
0.6%
めづ
0.3%
すくな
0.2%
めづら
0.2%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まれ
(逆引き)
ところがこれに反して抽象的な論理的な思考に至ってはその見るべきものがきわめて
稀
(
まれ
)
であるということは、実に驚くばかりである。
日本文化と科学的思想
(新字新仮名)
/
石原純
(著)
稀(まれ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
たま
(逆引き)
宗助
(
そうすけ
)
にも
御米
(
およね
)
にも
思
(
おも
)
ひ
掛
(
が
)
けない
程
(
ほど
)
稀
(
たま
)
な
客
(
きやく
)
なので、
二人
(
ふたり
)
とも
何
(
なに
)
か
用
(
よう
)
があつての
訪問
(
はうもん
)
だらうと
推
(
すゐ
)
したが、
果
(
はた
)
して
小六
(
ころく
)
に
關
(
くわん
)
する
件
(
けん
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
稀(たま)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ま
(逆引き)
文化賞か何んかで別口の利用法が工夫される位のものだ。
尤
(
もつと
)
も極く
稀
(
ま
)
れには、棚上げした純小説の作家を取り下して来ることはある。
百万人のそして唯一人の文学
(新字旧仮名)
/
青野季吉
(著)
稀(ま)の例文をもっと
(50作品+)
見る
▼ すべて表示
めず
(逆引き)
またわからない言葉を何か
喋
(
しゃべ
)
らねばならぬのも
億劫
(
おっくう
)
の種であるので、とうとう一ケ月以上も入浴をしない事は
稀
(
めず
)
らしくはなかった。
めでたき風景
(新字新仮名)
/
小出楢重
(著)
稀(めず)の例文をもっと
(14作品)
見る
うす
(逆引き)
が、
瓦斯
(
ガス
)
ももう殆んど危険のないまでに
稀
(
うす
)
められていた。二人は舌打ちしながら力を合せて、鉄扉の隙の乾いた粘土を掻き落しはじめた。
坑鬼
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
稀(うす)の例文をもっと
(5作品)
見る
めずら
(逆引き)
「その父賢にして、その子の愚なるものは
稀
(
めずら
)
しからず。その母賢にして、その子の愚なる者にいたりては、けだし古来
稀
(
まれ
)
なり」
孟母断機
(新字新仮名)
/
上村松園
(著)
稀(めずら)の例文をもっと
(4作品)
見る
めづ
(逆引き)
丁度東京の
相生橋
(
あひおひばし
)
と同じやうな状であるが、其の中島が素ばらしい大きな一つ巖であるのが、目ざましくも
稀
(
めづ
)
らしい景色をなしてゐる。
華厳滝
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
稀(めづ)の例文をもっと
(2作品)
見る
すくな
(逆引き)
もとより長き
放埒
(
ほうらつ
)
に、貧しく乏しくなりはしても、玉より輝く美容のために身を粉にしても、
入揚
(
いれあ
)
ぐる
娼婦
(
しょうふ
)
の数も
稀
(
すくな
)
くないのでした。
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
稀(すくな)の例文をもっと
(1作品)
見る
めづら
(逆引き)
男 あなたのやうに云つて下さる方は、まつたく
稀
(
めづら
)
しいです。
運を主義にまかす男
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
稀(めづら)の例文をもっと
(1作品)
見る
稀
漢検準1級
部首:⽲
12画
“稀”を含む語句
稀代
稀々
類稀
稀覯書
稀少
稀有
稀薄
稀人
稀塩散
稀物
稀世
古稀
稀〻
時稀
稀覯
稀品
稀覯本
稀塩酸
稀飯
古稀庵
...
“稀”のふりがなが多い著者
山本周五郎
吉川英治
神西清
正岡子規
高村光雲
江戸川乱歩
夏目漱石
森鴎外
石川啄木
岡本かの子