“稀人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まれびと66.7%
マレビト33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ところが、拙者は投網の方はあんまり得手えてではございませんよ、その代り釣りと来たら、御隠居の前だが、おそらく当今では稀人まれびとの部でござんしょうな」
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
これを実地に活用する稀人まれびとであることは、ここに申すまでもないが、駒井その人が、読書というものには裏も表もある、裏と思ったのが、表であって、読みつくし
つまり其等の信仰の原体は、「常世の稀人マレビト(賓客)」なる妖怪であつた。さうして、合理化しては、邑落の祖先なる考妣チヽハヽ二体を中心とする多数の霊魂であるとした。