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稀人
ふりがな文庫
“稀人”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まれびと
66.7%
マレビト
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まれびと
(逆引き)
「ところが、拙者は投網の方はあんまり
得手
(
えて
)
ではございませんよ、その代り釣りと来たら、御隠居の前だが、おそらく当今では
稀人
(
まれびと
)
の部でござんしょうな」
大菩薩峠:17 黒業白業の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
これを実地に活用する
稀人
(
まれびと
)
であることは、ここに申すまでもないが、駒井その人が、読書というものには裏も表もある、裏と思ったのが、表であって、読みつくし
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
稀人(まれびと)の例文をもっと
(2作品)
見る
マレビト
(逆引き)
つまり其等の信仰の原体は、「常世の
稀人
(
マレビト
)
(賓客)」なる妖怪であつた。さうして、合理化しては、邑落の祖先なる
考妣
(
チヽハヽ
)
二体を中心とする多数の霊魂であるとした。
唱導文学:――序説として――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
稀人(マレビト)の例文をもっと
(1作品)
見る
“稀人(まれびと)”の解説
まれびと、マレビト(稀人・客人)は、時を定めて他界から来訪する霊的もしくは神の本質的存在を定義する折口学の用語。折口信夫の思想体系を考える上でもっとも重要な鍵概念の一つであり、日本人の信仰・他界観念を探るための手がかりとして民俗学上重視される。まろうどとも。
(出典:Wikipedia)
稀
漢検準1級
部首:⽲
12画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“稀人”の関連語
客人神
客神
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稀
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