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稀有
ふりがな文庫
“稀有”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けう
97.2%
けぶ
2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けう
(逆引き)
で、どこまで一所になるか、……
稀有
(
けう
)
な、妙な事がはじまりそうで、
危
(
あぶな
)
っかしい
中
(
うち
)
にも、内々少からぬ期待を持たせられたのである。
革鞄の怪
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おれは精勤であることだけは守ったから依然として八時半には出社したが、しばしば社長室からあの
稀有
(
けう
)
な声音のもれるのを聞いた。
陽気な客
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
稀有(けう)の例文をもっと
(50作品+)
見る
けぶ
(逆引き)
その時分から酒を飲んだから酔って
転寝
(
うたたね
)
でもした気でいたろう。力はあるし、
棺桶
(
かんおけ
)
をめりめりと鳴らした。それが高島田だったというからなお
稀有
(
けぶ
)
である。
絵本の春
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
第一の童子 其くせ声は鳩のやうで、ぐはう、ぐはう、ぐはう、ぐはうと啼く
稀有
(
けぶ
)
な方丈様ぢゃ。
南蛮寺門前
(新字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
稀有(けぶ)の例文をもっと
(4作品)
見る
稀
漢検準1級
部首:⽲
12画
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
“稀”で始まる語句
稀
稀代
稀薄
稀世
稀〻
稀々
稀覯
稀覯書
稀品
稀人
“稀有”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
福沢諭吉
柳宗悦
幸田露伴
吉川英治
中里介山
柳田国男
林不忘
江見水蔭
パウル・トーマス・マン