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『絵本の春』
ふりがな文庫
『
絵本の春
(
えほんのはる
)
』
もとの邸町の、荒果てた土塀が今もそのままになっている。……雪が消えて、まだ間もない、乾いたばかりの——山国で——石のごつごつした狭い小路が、霞みながら一条煙のように、ぼっと黄昏れて行く。 弥生の末から、ちっとずつの遅速はあっても、花は一時に …
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「文藝春秋 第四年第一號」1926(大正15)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
父
(
おとっ
)
蔽
(
おい
)
生
(
しょう
)
麗
(
うららか
)
添
(
ぞい
)
架
(
かけ
)
借
(
がり
)
灯影
(
ともしび
)
透
(
すき
)
蒸気
(
いきれ
)
颯
(
ざあ
)
切
(
きれ
)
向
(
むき
)
閉
(
とざ
)
賑
(
にぎやか
)
柔
(
やわらか
)
僥倖
(
さいわい
)
可恐
(
こわ
)
嗽
(
うがい
)
圧
(
おし
)
重
(
かさな
)
媚
(
なまめ
)
漂泊
(
さすら
)
親
(
したし
)
怪
(
あやし
)
背
(
せな
)
掌
(
たなごころ
)
衣
(
き
)
黄昏
(
たそが
)
不可
(
いけな
)
目通
(
めどおり
)
住
(
すま
)
魅
(
さ
)
稀有
(
けぶ
)
雛
(
ひよ
)
午
(
うま
)
隙
(
ひま
)
隔
(
へだた
)
穿
(
うが
)
可
(
よ
)
独
(
ひとり
)
筮
(
うらない
)
父
(
とっ
)
塞
(
ふさが
)
熟
(
じっ
)
夥多
(
おびただ
)
金子
(
かね
)
酷
(
むご
)
好
(
よ
)
酔払
(
よっぱらい
)
紅
(
べに
)
潔
(
きよ
)
漱
(
そそ
)
流
(
ながれ
)
幽
(
かすか
)
気
(
け
)
赤裸
(
はだか
)
欄干
(
てすり
)
解
(
わか
)
視
(
なが
)
裸身
(
はだか
)
裡
(
なか
)
捜
(
さぐ
)
捷径
(
ちかみち
)
裂
(
きれ
)
蘇生
(
よみがえ
)
有余
(
あまり
)
萌
(
も
)
覗
(
のぞ
)
真先
(
まっさき
)
真白
(
まっしろ
)
真紅
(
まっか
)
真赤
(
まっか
)
磧
(
かわら
)
磯端
(
いそばた
)
礫
(
つぶて
)
祠
(
ほこら
)
糠袋
(
ぬかぶくろ
)
紅絹
(
もみ
)
累
(
かさ
)
絡繹
(
らくえき
)
絣
(
かすり
)
絵解
(
えとき
)
緋桃
(
ひもも
)
習慣
(
ならわし
)
肘
(
ひじ
)
肥
(
ふと
)
膚脱
(
はだぬ
)
膚身
(
はだみ
)
膝
(
ひざ
)
舐
(
な
)
莟
(
つぼみ
)
鎹
(
かすがい
)
隈
(
くま
)
陪臣
(
ばいしん
)
附着
(
くッつ
)
門
(
かど
)
長閑
(
のどか
)
遣
(
や
)
逢
(
あ
)