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緋桃
ふりがな文庫
“緋桃”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひもも
88.2%
ひとう
5.9%
ひもゝ
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひもも
(逆引き)
かかる折から、柳、桜、
緋桃
(
ひもも
)
の
小路
(
こみち
)
を、
麗
(
うらら
)
かな日に
徐
(
そっ
)
と通る、と
霞
(
かすみ
)
を
彩
(
いろど
)
る
日光
(
ひざし
)
の
裡
(
うち
)
に、
何処
(
どこ
)
ともなく雛の影、人形の影が
徜徉
(
さまよ
)
う、……
雛がたり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
緋桃(ひもも)の例文をもっと
(15作品)
見る
ひとう
(逆引き)
緋桃
(
ひとう
)
が、
連翹
(
れんぎょう
)
が、
樝子
(
しどみ
)
が、
金盞花
(
きんせんか
)
が、モヤモヤとした香煙の中に、早春らしく綻びて
微笑
(
わら
)
っていた。また文弥君が、最前の短歌を繰り返し繰り返し、朗詠しだした。
随筆 寄席風俗
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
緋桃(ひとう)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひもゝ
(逆引き)
櫻色
(
さくらいろ
)
にもあらず、
緋桃
(
ひもゝ
)
の
花
(
はな
)
でもなし、
剃
(
そ
)
りたてたる
頭
(
つむり
)
より
顏
(
かほ
)
より
首筋
(
くびすぢ
)
にいたるまで
銅色
(
あかゞねいろ
)
の
照
(
て
)
りに一
點
(
てん
)
のにごりも
無
(
な
)
く、
白髮
(
しらが
)
もまじる
太
(
ふと
)
き
眉
(
まゆ
)
をあげて
心
(
こゝろ
)
まかせの
大笑
(
おほわら
)
ひなさるゝ
時
(
とき
)
は
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
緋桃(ひもゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
緋
漢検準1級
部首:⽷
14画
桃
常用漢字
中学
部首:⽊
10画
“緋”で始まる語句
緋
緋縮緬
緋鯉
緋色
緋縅
緋鹿子
緋毛氈
緋葉
緋羅紗
緋鹿
“緋桃”のふりがなが多い著者
樋口一葉
野口雨情
正岡容
吉川英治
泉鏡花
薄田泣菫
森鴎外
堀辰雄