随筆 寄席風俗ずいひつ よせふうぞく
わが寄席随筆 大正末年の寄席 百面相 かの寺門静軒が『江戸繁昌記』の「寄席」の章をひもとくと、そこに「百まなこ」という言葉がある。「百まなこ」とは柳丸がよく用った花見の目かづらのようなものだが、これが「百面相」を生んだ母胎だろう。そうして百 …
作品に特徴的な語句
サゲ よみきり 生業なりはい あだ こしら 微笑わら 雀躍じゃくやく 遮莫さわれ 喇叭ラッパ うすづ 幇間たいこ こら つか いなせ せん くち 竹枝こうた ばち 緑波ろっぱ 緋桃ひとう ふる 花橘かきつ うた いき 紛花こか 累身しじみ 玉丈ぎょくだ 禿 みは ひとみ こぶ 樝子しどみ 花魁おいらん 蝮売まむしう 蝸牛かたつむり 跳橋はねばし 連翹れんぎょう 遊三ゆうざ 過褒かほう 釣荵つりしのぶ くわ まり 頓驚とんきょう 麦酒ビール 可笑おか 年老としと 市馬いちば 守宮やもり 圓左えんざ 喨々りょうりょう 啖呵たんか 哄笑こうしょう 吃々きつきつ 怜悧れいり 加餐かさん こがらし 児童こども 傷毒かさ 万橘まんきつ 万朶ばんだ 万惣まんそう 昨日きのう 燕路えんじ すす 海鼠なまこ うか 歌六うたろく 一齣ひとこま 朔日ついたち 燦爛さんらん 明日あす 新春はる ふみ 捷報しょうほう 拓榴ざくろ 所以ゆえん ふる 愚昧ぐまい